こんにちは。
4月23日に東京の上野動物園に遊びに行ってきたので、その時の様子をまとめました。
4月14日に有休を取って行ってばかりでしたが、今回はパンダ母子閲覧に当選したので再び参戦致した次第です。
前回は雨のせいで全然写真撮れていませんでしたが、今回はたくさん撮れたのでぜひパンダ以外の写真もお楽しみいただけたらと思います!
(肝心なパンダの写真は……あまり期待しないでください笑)
4月14日の出来事はこちらにまとめているので、併せてご覧いただけたら幸いです!
いざ、入園!
当選したのは13時30分入園の枠でした。
午前中に別の予定を入れたせいで遅い時間になってしまいました。
しかもその予定は「家を出るのが面倒」と理由でキャンセルしました……酷い話です笑
この遅い入園が災いして全てのエリアを回ることもできず……いえ、いつものことですから!
西園
まずはパンダ母子が見られるパンダのもりへ向かうため、西園に進みました。
西園にはジャイアントパンダの他にオカピやコビトカバ、フォッサなどの希少生物やハシビロコウ、マヌルネコなどの人気動物が揃っています。
パンダのもり(パンダ母子)
パンダ母子、ワクワク……!
道中にはパンダに関する看板がたくさんあったので、あまり退屈しませんでした。
もっとも、ソワソワしてしまって退屈する余裕もありませんでしたが笑
こちらは屋外展示場。
SNSでよく木に登っている写真や動画を見ていたので私もそれを生で見られることを期待していましたが、残念ながら表に出ていませんでした。
並び始めて約20分、いよいよ私のターンです!
ババン!
レイレイ!
シャオシャオ!
シンシン!
以上!
ちゃんと寝て偉い!
この時間は気温20度越えの暑い日だったので、涼しい室内で寝るのも当然ですね。
元気な様子を見るなら午前中が一番狙いやすいのかもしれません。
観覧時間は約1分、必死にお背中撮らせていただきました。
顔を見られなかったのは残念でしたが、この空間にいられたという事実が何より嬉しかったです!
パンダの森はパンダの暮らす自然を再現しているため、レッサーパンダやキジなど同じ地域に暮らす生き物も展示されています。
こちらはギンケイ、首が埋まっております。
パンダのもり(リーリー)
続いてはリーリーが暮らす森へ向かいました。
リーリーの列はかなり空いており、5分程度待てば見ることができました。
リーリーも屋内にいましたが、お食事シーンに立ち会うことができました。
良い顔しています。
強者の面構え……。
体勢を変えて……。
ゴロン。
マイペースに食べ続けます。
ぐぅたらな生活、憧れます……。
インカアジサシ、ミヤコドリ
こちらでは3種類の水鳥が暮らしています。
うち1種類のオシドリは見つけられなかったので、他の2種類を撮りました。
インカアジサシ。
南米に棲むカモメの仲間です。
飛ぶのが得意でケージの中でもよく飛んでいました。
若鳥でしょうか。
色が薄く、ヒゲのような飾り羽も垂れ下がっています。
ミヤコドリ。
冬になると東京にもやってくるチドリの仲間です。
嘴と同じ色をした瞳が綺麗です。
不忍池
園内にある不忍池にいはたくさんの野生生物が暮らしています。
この木に止まっている黒い鳥は全部カワウです。
こちらはダイサキでしょうか。
橋の上で佇んでいました。
白い羽毛に黄色い嘴が美しいです。
アオサギ。
日本で繫殖するサギの仲間としては最大です。
なんと、ニホンスッポンもいました。
暖かい日だったので、絶好の甲羅干し日和でしたね。
スズメ。
ここのスズメは人慣れしているのか、近付いてもあまり逃げませんでした。
フォッサ、キツネザル
こちらではマダガスカルに棲む固有種が展示されています。
フォッサ。
マングースの近縁種で、マダガスカル最大にして最強の肉食獣です。
大あくび、いただきました。
最大と言っても80cmほどなので、可愛らしさが強いですね。
こちらではクロシロエリマキキツネザルが展示されています。
名前の通り、パンダのような白と黒のツートンカラーが特徴です。
名前にキツネとついているだけあって、鼻先が長いですね。
飼育員さんから差し入れを貰っていました。
美味しそうにムシャムシャ食べていました。
こちらはアイアイの森……ですが、残念ながら閉鎖中でした。
ずっと閉鎖されていたようですが、私が行った3日後の26日に再開されたようです……入れ違いで悲しい笑
こちら、ただのオブジェと見せかけてワオキツネザルが暮らしています。
3頭揃ってまったり中。
めっちゃ見てる。
池に橋がかかっており、屋内と出入り自由になっているみたいですね。
ペンギン、ハシビロコウ、フラミンゴ
ケープペンギン。
アフリカ南部に生息するペンギンです。
幼鳥でしょうか。
一生懸命泳ぎの練習をしていました。
可愛い~。
一方、大人にくっついて一緒に寛ぐ子も。
ペンギンは癒しだ……。
ハシビロコウ。
どこにいるかわかりますか?
正解はこちら!
静かに佇んでいました。
こちらはベニイロフラミンゴです。
フラミンゴが赤い理由は藻類などに含まれるカロチンなどの色素が蓄積されるくらと言われています。
土の中の餌をさがしているのでしょうか。
地面をつついています。
土を含んだ嘴を水辺まで持っていきます。
フラミンゴはろ過摂食と言う、水で餌だけをこし取る食べ方をします。
2本足で寝ておられます。
フラミンゴが片足で立つには体温を逃がさないためという説や、骨格的に片足の方が安定しているという説など、色々あります。
東園
ここからは東園になります。
こちらではゴリラ、ゾウ、クマや色々な鳥類が見られますが、今回は時間の関係でクマと鳥類をメインに絞って回りました。
また、シャシンシャンが見られるのも東園です。
シャシンシャンを見るには条件があり、1回目は入園直後にのみ誰でもすぐ見られますが写真撮影NG、2回目以降は写真撮影OKですが60分以上待ちの長蛇の列に並ぶ必要があります。
私は1回しか見なかったので写真はありませんが、笹を食べているところを見ることができました!
ホッキョクグマ
ホッキョクグマの展示場はたいへん見晴らしが良いです。
良い感じに撮れた!
……と見せかけて、白飛び。
難しいですね~笑
素晴らしいもふもふ具合。
既に暑そうなくらいですが、東京の夏を過ごしてきた猛者ならこれくらい平気なのでしょうか。
下の通路には水槽があるので、プールに入ったときも見ることができます。
モニターが設置されているので、下からでも地上の様子を観察することができます。
さすが上野、至れり尽くせりですね。
マレーグマ、ツキノワグマ、エゾヒグマ
マレーグマは中国、東南アジアに生息する世界最小のクマです。
鋭い爪は得意な木登りをするための他、餌であるシロアリの巣や蜂の巣を破壊するのに使います。
顔は隠れていますが、こちらはハクビシンです。
マレーグマと同じ熱帯地域に生息する動物として、コツメカワウソなどと共に隣り合った展示場で暮らしています。
日本の固有種、ニホンツキノワグマです。
植物が主食の雑食性で、春の若葉やどんぐり、甘い果実を好みます。
夏にはアリやハチなどの昆虫も食べています。
この愛くるしい上目遣いよ。
小型のクマで顔つきも穏やかですが、人が殺傷される獣害事件もたびたび起こっているので、クマは危険という前提を忘れないようにしましょうね。
日本固有種であるエゾヒグマは体長2mにも達する日本最大の陸上生物です。
エゾヒグマも植物が主食の雑食性で、栄養価の高い春の若葉や植物の果実、アリやハチなどの昆虫を好みます。
なんだこのイケメンは……!!
ヘビクイワシ、アメリカバク
ツルなどの大型の鳥が並ぶエリアがありますが、その中でも今回はヘビクイワシをバッチリ撮ることができました。
オレンジ色の顔と黒い冠羽が美しいです。
スラッとした長い脚から繰り出されるキックは強烈です。
このキックでヘビの脳天を狙ってぶちのめします。
ヘビを食べることに注目されがちですが、昆虫や小型哺乳類など色々食べています。
美しいまつ毛、ちょっと伝わりづらいですね。
こちらはアメリカバクの展示場。
アメリカバクは南米に生息する草食性の生き物です。
鼻の形状はゾウと同じで自由に動かすことができます。
可愛い~。
バードハウス
バードハウスではその名の通り、様々な鳥が集まった展示場です。
ミナミコアリクイ。
いきなり鳥ではありませんが、ミナミコアリクイの屋内展示場がここになっています。
お水ゴクゴク。
金網のケージでは大小様々な鳥類が混合展示されています。
室内と言えど、レイアウトが凝っていて見応えがあります。
アフリカヘラサギ。
ヘラ状の嘴が特徴なのに、肝心のヘラが見えない……。
セイキムクドリ。
アフリカに生息するムクドリの仲間です。
写真では伝わりづらいですが、青緑の美しい羽でケージの中でも目を引きます。
ここからはガラス越しの展示場になります。
カワセミの展示場には水が張っており、時折魚を捕食するシーンが見られます。
ウズラ。
ウズラの卵でお馴染みのウズラは、キジの仲間です。
ウズラと同居しているのはアカショウビン、カワセミの仲間です。
日本では夏鳥で広葉樹林に生息します。
バードハウスは2階建てになっており、1階では違う展示場が見られます。
ゴイサギ。
ずんぐりとしたサギの仲間です。
ツメバゲリ。
西アジア、アフリカに生息するチドリの仲間です。
スマトラトラ、シロテテナガザル
バードハウスの裏側にあるのがゴリラ・トラの住む森というエリアで、その名の通りゴリラ、トラ、そしてシロテテナガザルが暮らしています。
ゴリラは室内に行ってしまったのか見ることができなかったので、トラとシロテテナガザルを撮ってきました。
上野動物園のトラはスマトラトラというインドネシアのスマトラ島にのみ生息する固有種です。
世界最小のトラなので、大きくて迫力のある姿を期待すると拍子抜けしてしまうかもしれません。
スマトラトラの展示場はもう一つあります。
発情期以外は単独で生息しているので、基本的に同じ展示場では暮らせないのです。
凛々しい正面顔、いただきました。
こちらはシロテテナガザルの展示場です。
手だけでなく足も白いです。
長い手を使って移動するブラキエーションは巧みで見応えがあります。
コンドル、タカ、ワシ
こちらでは大型の猛禽類が展示されています。
コンドル。
体重は15㎏もあり、飛べる鳥の中では最大でひときわ重いです。
オオワシ。
日本では冬になると北日本に越冬してきます。
クマタカ。
タカ・ワシの仲間は一般的に大きいものをワシ、小さいものをタカと呼び分けています。
クマタカは最大で80㎝になりワシと呼ぶに十分なサイズなのですが、明確な境界線は無いためタカと付いてしまっています。
クマタカの若鳥。
目の色がまだ黄色いのが特徴です。
ダルマワシ。
アフリカのサバンナに生息しています。
めちゃ距離近い。
シロフクロウ、ユーラシアカワウソ
タカたちの隣にいるのがシロフクロウ。
北極圏に生息し、稀に北海道にも渡来することがあるようです。
なんだその表情は。
ユーラシアカワウソ。
手前の水槽にもよくやって来るのですが、ご覧の通りかなり曇っているので肉眼でもちょっと見えづらくなっています。
ちょうどご飯の時間に立ち会うことができました。
ワイルドに食らいつき、頭と尻尾は器用に残していました。
日本の鳥
外観を撮り忘れてしまいましたが、正門の出口付近に日本の鳥というエリアがあります。
アカショウビン。
バードハウスにもいた、カワセミの仲間です。
カワラヒワ。
太い嘴が特徴的で、草の種子を好んで食べます。
シジュウカラ。
白いほっぺと黒ネクタイ模様がラブリーです。
ウグイス。
鳴き声は何度か耳にしたことがありましたが、実際の姿を見るのはこの日が初めてでした。
メジロ。
大好物の果実を啄んでいました。
ルリカケス。
カラスの仲間で、奄美大島と徳之島のみに生息する日本固有種です。
美しい瑠璃色の羽の持ち主とは裏腹なガラガラな鳴き声にはギャップがあります。
まとめ
以上、上野動物園の現地レポートをお届けいたしました。
10日ぶりではありましたが前回は雨でゆっくり見れず全然写真も撮れていなかったので、ようやく満喫できたと実感しました!
ただ、3時間では全てを回り切ることはできませんでした……今回のレポは全体の6割ほどしかお見せできておりません。
次に行くときは子パンダも独り立ちしている頃だと思いますが、その時は気合入れて朝から出陣したいと思います!
そして、今回でようやく都立動物園・水族園のレポが出揃いました!
下記のオススメ記事欄に残り3施設のリンクを貼っているので、ご興味がございましたらぜひご覧ください!
では、今回はここまでになります。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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