こんにちは。
7月10日に東京都武蔵野市の井の頭自然文化園へ遊びに行ってきたので、その時の様子をまとめました。
井の頭自然文化園は自然豊かな井の頭公園内にあり、一般的な動物園(本園)と水生生物や水鳥が展示されている水生物園(分園)の2つに分かれているのが特徴です。
前編では動物園の様子を、後編では水生物園の様子をお届けいたします。
ぜひお楽しみください!
後編はこちらからどうぞ!
- いざ、入園!
- メンフクロウ、ペンギン
- テンジクネズミ
- ブタ、ヤギ、ニワトリ
- ヤマアラシ、ミーアキャット
- カモシカ、ヤクシカ
- マーラ、フェネック
- アナグマ、アカゲザル
- リスの小径
- ヤマドリ舎、和鳥舎
- 大放育場
- ゾウ舎
- その他の動物たち
- まとめ
いざ、入園!
現在、都立の動物園(上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園)はコロナウイルスの影響で事前予約制となっており、当日いきなり行っても入れないので注意しましょう。
入園料は一般で400円でした。
一枚で動物園、水生物園の両方に入れるので、無くさないように注意です。
私にとっては昨年の2月以来2度目の井の頭自然文化園、懐かしい光景です。
園内も自然で溢れていて癒されちゃいます。
メンフクロウ、ペンギン
まずお出迎えしてくれたのはメンフクロウでした。
メンフクロウは日本にはいないものの、ヨーロッパを中心に世界各地で生息しています。
お面を付けたかのような顔はハートマークにも見えてとても可愛らしいです。
野生では農家の納屋などの人家に棲みつき、ネズミなどを食べてくれる益鳥としても愛されています。
続いてはフンボルトペンギン。
水中をみんな仲良くすいすい泳いでいます。
泳ぐことが全然好きじゃない私でも、猛暑の中泳いでいるペンギンを見たら羨ましくなっちゃいました。
暑さに強いフンボルトペンギンは日本の気候とマッチしているため、色々な動物園で飼育されています。
テンジクネズミ
続いては今年モルカーの影響で大ブレイクした動物、モルモットです。
井の頭自然文化園はモルモットとの触れ合いが魅力の一つですが、例によって感染対策のため中止されていました。
愛らしい姿にシャッターが止まらないのじゃ。
モルモットはテンジクネズミを食肉用として家畜化したことで誕生しました。
現在では薬物に対する感度が強いことから実験動物としてもよく利用されています。
こちらはパンパステンジクネズミ。
モルモットの先祖と考えられている動物です。
テンジクネズミはげっ歯類ではありますが、いわゆるネズミよりもヤマアラシなどに近い種です。
ブタ、ヤギ、ニワトリ
ここでは馴染み深い家畜動物たちが混合で仲良く暮らしています。
ブタは砂に埋まってすやすや寝ています。
雨で湿った砂がひんやりして気持ち良いのかな。
良い寝顔です。
お隣ではニワトリも寝ています。
なんだこの平和空間。
ニワトリってなかなかのイケメンだと思います。
「コケコッコー!」と良い鳴き声で鳴いてくれたおかげですっかり目が覚めました(AM11時)
ちなみにニワトリには体内時計があり、ほぼ同じ周期で朝方に鳴くことが実験で証明されています。
ヤギは一匹でぼーっとしておられました。
見切れているのはヒツジですね。
ヤマアラシ、ミーアキャット
こちらはアフリカタテガミヤマアラシ。
草が良い感じに避暑になってて羨ましい限りです。
良い寝顔で寝てらっしゃいます。
よく見ると奥にもう一頭います。
ヤマアラシのジレンマと言いますが、実際はそんなことはなく密着したりお互い毛繕いし合う様子をよく見られます。
ここではミーアキャットの家族が暮らしています。
切り株や滑り台があって楽しそうな展示場です。
しかし、まさかの喧嘩中。
妙にダラダラしながら威嚇し合っています。
最終的になぜかこっちが睨みつけられる。
見返り美人。
滑り台の頂上からなのでさぞ見晴らしが良いことでしょう。
カモシカ、ヤクシカ
こちらは私イチオシの動物、ニホンカモシカ。
こう見えてウシの仲間なんです。
一頭しか展示されてないと「寂しそう」と言っている方も見かけますが、カモシカは縄張りを持ち単独で生活するので問題ありません。
可愛いお顔にふわふわな毛、素敵です。
カモシカのお隣はヤクシカ。
ニホンジカの亜種で屋久島に棲む固有種です。
うっとりしてしまうくらいの美しい角……。
これは袋角と言って皮膚に覆われた成長途中の角で、完成すると皮膚が剥がれ落ち枝角となります。
枝分かれの無い角、若い個体ですね。
多くのシカは毎年生え変わるごとに角が枝分かれしていきます。
メスには角がはえません。
ところで、カモシカやヤクシカの展示場付近ではたくさんのニホントカゲが見つかりました。
小さな野生の動物が見つかりやすいのもまた魅力的ですね。
マーラ、フェネック
続いてはマーラになります。
ウサギのようなカンガルーのような不思議な見た目をしていますが、マーラはテンジクネズミ科に分類されるカピバラやモルモットの仲間です。
顔がどことなくカピバラに似ていると思いませんか?
これはもはやカンガルー。
今年の6月に子どもが誕生した子です!
運良く外に出ている姿を見られました。
めっちゃ可愛い……!!
さすがげっ歯類、1ヵ月でこんなにも立派になるんですね。
ほどなくして室内へ戻っていきました。
短時間でも屋外からも子どもを見られたのはラッキーでした。
続いてはフェネックです。
フェネックは砂漠で暮らすキツネで、世界最小のイヌ科です。
野生のフェネックは植物の水分や死んだ鳥の液体のみで水分補給しているらしいので、水を飲む姿が見られるのは動物園ならではかもしれないですね。
一見すると華奢ですが、過酷な環境で暮らしているだけあって逞しさは侮れません。
乗っているのはひんやりマットかな。
暑いの得意って言ってもやっぱり涼しい方が良いよね~。
あえて全身で日に浴びるスタイル。
アナグマ、アカゲザル
続いてはイタチの仲間、ニホンアナグマ。
何やら2匹でイチャコラしていました。
お戯れの後は仲良くぐっすり。
幸せな空間だ……。
アナグマの展示場はもう1つあり、こちらでは単独で展示されている子がいました。
同じ穴のムジナと言いますが、このムジナはアナグマのことを指すようです。
アナグマとタヌキが似たもの同士だったために生まれた言葉という説がありますが……確かにフォルムはそっくりですね。
続いてはアカゲザル。
サル山というよりかはアスレチック場に近い独特な展示場ですね。
この日は突然の猛暑だったので、みんな日陰に避難していました。
あまり聞き馴染みの無いサルかもしれませんが、日本では外来種として問題視されている種です。
絵に描いたようなバテ方。
日陰の地面ならひんやりしてて気持ち良いのかも?
アカゲザルの展示場の奥には小さな遊園地があります。
遠目からしか見てませんが、割としっかりとしたアトラクションでビックリしました笑
リスの小径
こちらは井の頭自然文化園の目玉、リスの小径です。
ここは放し飼いにされたニホンリスが暮らすケージに入り、間近で観察することができます。
何時間でもいられちゃうくらい楽しいところです。
ぜひ可愛いリスたちをじっくり観察してみてください!
ヤマドリ舎、和鳥舎
続いては鳥たちの展示場です。
エリアマップではヤマドリ舎と和鳥舎の2つに分かれているみたいですが、どこが境界線だったか忘れちゃったので一緒くたにして紹介しちゃいます。
ハヤブサはお休み中だったみたいです。
身近だけどなかなか見られない日本の鳥、特に私はオナガやメジロなんかも珍しいと思っているので、こんなに近くで見られるのがとても嬉しかったです。
大放育場
大放育場は3つに区分されており、それぞれヤクシカ、ニホンイノシシ、タンチョウが放し飼いに近い状態で展示されています。
川に浸かるオス。
後姿はちょっとだけ神々しく見えました。
涼んだ後はまたお散歩。
優雅だ……。
大きくてちょっと怖いけど、なかなか可愛い顔をしていますね。
タンチョウが気ままに歩く姿もまた一興です。
ゾウ舎
最後はアジアゾウのはな子が暮らしていた展示場です。
1954年から井の頭自然文化園で展示が始まり2016年に死亡しましたが、展示場は今も残されています。
室内は在りし日のはな子のことがわかる資料館のようになっていました。
その他の動物たち
まとめ
以上、井の頭自然文化園現地レポート、前編をお届けいたしました。
久々に遊びに来ましたが、初めて見る展示場がたくさんあって、前行った時は全然回れていなかったことに気付きました笑
目玉のリスはもちろん、マーラの赤ちゃんや他の動物もたくさん可愛く撮れて大満足でした!
後編では分園である水生物園の紹介をいたしますので、良かったらそちらもぜひご覧ください。
では、最後まで読んでくださりありがとうございました!
オススメ記事