こんにちは。
11月14日に埼玉県の東武動物公園に遊びに行ってきたので、その時の様子をまとめました。
初めてのヒグマへのエサやりやバードショーなど、東武動物公園ならではの体験をたくさん楽しんできました。
そんな様子も交えた現地レポートをぜひお楽しみください!
東武動物公園とは
東武動物公園は1981年に開業した動物園と遊園地が一体化したハイブリッド・レジャーランド。
夏には大型プールが、冬にはナイトイルミネーションもあり一年中楽しめる施設です。
目玉動物のホワイトタイガーが有名なほか、たくさんの動物にエサやり体験ができることが魅力的な動物園です。
開園時間
9:00~17:00(曜日、季節によって変動あり)
休園
- 元日
- 1月の火・水曜日
- 2月の火・水・木曜日
- 6月の水曜日
入園料
1800円(動物園のみの場合)
アクセス
- 東武伊勢崎線東武動物園駅からバスで5分もしくは徒歩で10分(600m)
- 東北自動車道「久喜I.C」から約20分
- 圏央道「白岡菖蒲I.C」から訳20分
駐車料金
- 普通車 1000円
開園時間に関しては日によってかなり変動するので、行く前に予め確認しておくことをオススメします。
いざ、入園!
到着は10時頃。雲ひとつない秋晴れです。
この時期は人気アニメ「ハイキュー!!」とコラボしており、若い女性の方が多かったですね。
私は動物園のチケットを集めるのが好きなのですが、東武動物公園は食券のようなシンプルなチケットで入場と一緒に回収されてしまいました。
大きな池と奥には今は稼動してない木造ジェットコースター、レジーナ。
動物園は西口ゲートにあるのですが、バスで行くと遊園地側の東口ゲートに降ろされます。
私はバスを利用したので、遊園地を通過して動物エリアへ向かいました。
わくわくストリート
わくわくストリートでは日本産の動物や鳥類が中心に展示されています。
バードドーム
まずはバードドーム。
こちらは大きい鳥かごの中に入って鳥を間近で見ることができます。
私の好きなオシドリ。
これでもかというほどたくさんいてビックリしました。
こちらはメス。
オスと比べてメスは地味な印象ですが 、実は繁殖期以外のオスもこのような見た目をしています。
オウギバト。
高貴な雰囲気溢れるハトの仲間です。
オウギバトはドームの中にさらにケージがあり、ケージ越しで見ることができました。
ショウジョウトキ。
動物園ではよく見る鳥で全身真っ赤羽毛が目を引きます。
シラコバト。
日本の天然記念物で埼玉県の県鳥、越谷市の市鳥にもなっている貴重な鳥です。
埼玉県の各動物園でも飼育されているので是非会いに行ってみてください。
コールダック。
うおおーって羽をばたつかせるのがとっても可愛い!
フラミンゴ。
奥にちゃっかりオシドリさんも。
水鳥の楽園
コブハクチョウ。
白い羽毛がとっても綺麗。
水鳥たちにエサやり体験☺️#東武動物公園 pic.twitter.com/N49X8shZyN
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2020年11月22日
鳥たちへのエサやりも体験しました。
私は動物園でエサやり体験をすることがあまりないので新鮮で楽しかったです!
シロフクロウ、ヘビクイワシ
凄い顔をしているシロフクロウ。
めっちゃ煽りよる……!
ヘビクイワシ。
白い羽毛にオレンジ色の顔が美しいです。
日本産動物舎
ここでは日本に暮らす動物たちが見られます。
私は野生動物と馴染みの無いところで暮らしてきたのもあって、日本の動物コーナーが1番好きです。
むむ、こちらのエリアは……!
私の大好きなタヌキです!
どっしりした面構えから漂う大物感……。
この角度!
ドジなイメージが強いタヌキですが、実はイケメン説を私は提唱していきたいです。
隣にはキツネエリアがありましたが、こちらは残念ながら物陰に隠れていたのか見られませんでした。
タンチョウ。
保護活動が盛んなので動物園でよく見られますが、野生では絶滅が危惧されている特別天然記念物です。
水の中に頭を突っ込んで一生懸命エサ探し。
自力でもエサを探せる環境があるのは良いですね。
ニホンリス。
ガラス越しからちょこまかと動くリスを楽しめます。
可愛い……。
げっ歯類って本当に可愛いですよね。好き。
どきどきストリート
どきどきストリートはヒグマ、アフリカゾウ、ホワイトタイガーなどの大型動物のほか、動物たちと触れ合えるふれあい動物の森などがあります。
サル山
動物園の定番、サル山のニホンザル。
幼子が多くて愛が育まれていました。
乳飲み子。
サル山はとってもハートフルでドラマチックです。
ぼっちな子。
育児放棄とかされているわけじゃなくて、この後すぐに別の子ザルとじゃれてて微笑ましかったです。
フンボルトペンギン
フンボルトペンギン。
羽がすっかり乾ききっているくらいの日光浴。
お座りペンギン。
その姿、まるでジェット機……!?
ブラックバック、ヒクイドリ
ブラックバック。
オスの黒い毛と捻じれた角が特徴的なウシの仲間です。
ヒクイドリ。
火を食べているような喉の肉垂青い顔が美しい鳥です。
ヒクイドリ最大の特徴はこの足。
この恐竜のような足から繰り出される威力は非常に危険とされ、「世界一危険な鳥」としてギネスにも載りました。
ヒクイドリ自体はなりふり構わずキックを繰り出すような凶暴な性格では無いので、どういう基準でギネス認定されたのかが気になっちゃいます。
ヒグマの森
エゾヒグマが暮らすヒグマの森にて、ヒグマが檻の目の前に!
気になって回り込んでみると……。
近い……!
どうやら他のお客様からエサを貰っていたようです。
私もあげてみたい……!ということで、ヒグマのエサやり体験してきました!
エサは1つ200円でガチャガチャのような無人販売機で購入。モナカが出てきてその中にペレットが入っていました。
これは水鳥や後述のシタツンガと同じでしたが、この子はモナカが好きではないとのことで回収ボックスが用意されていました。
エサのあげ方はもちろん手渡しではありません。
台座の上にエサを置いて右手側のレバーを回すとヒグマの元まで届けられるシステムでした。このエサのあげ方凄く楽しかったです!
販売自体は時間帯関係なく終日行われていますが、エサが無くなり次第終了なので体験したい方はお早めに行くのがおススメです(私は11時頃に行きました)
アフリカゾウ、シタツンガ、フラミンゴ
アフリカゾウ。
2頭出ていて隣の子と鳴き合っていたのが凄く印象に残りました。ゾウの鳴き声を生で聞くのは初めてでした……!
シタツンガ。
お尻を向けたポーズがせくすぃー。
白飛びが激しすぎて何が何だかですが、右の子は4月に生まれた子どもです。
こちらではシタツンガにエサをあげることができます。
私もあげてみたところ食欲旺盛で前のめりに顔を近づいてくるので、手ごと食べられないかが心配でした笑
こちらはフラミンゴの小競り合い。
群れで暮らす動物はよく観察すると色んな行動を取っているので面白いです。
フラミンゴの首の折りたたみ方って面白いですよね……。
ちなみにフラミンゴは東ゲートから入ったときに一番最初に目に入る動物なんじゃないかと思います。
キャットワールド
キャットワールドはネコ科の猛獣が揃った人気ゾーン。
ライオンは日差しを避けてお昼寝(朝だけど)
こちらは7月に来てばかりのジャガーのリンドくん。
残念ながら背を向けて寝ていましたが、肉球が見えて可愛い。
ホワイトタイガー。
とっても眠そうなお顔。
大あくび。
この牙で噛まれたら一発で持ってかれますね……。
眠そうな顔はちょっとおマヌケ。
ちょうど私が来たときにホワイトタイガーのエサやり体験に長蛇の列が並んでいて、こりゃ無理だなとなりました笑
ふれあい動物の森
ふれあい動物の森はどきどきストリート内にあるふれあいコーナー。
動物へのエサやり体験はもちろん、乗馬体験をすることもできます。
ヤギ
ヤギ。
首に毛玉ができているのが可愛い。
こちらのイヌのようなウサギのような動物はミミナガヤギ。
れっきとしたヤギなんです。
正面顔はしっかりヤギ。
カンガルー、ワラビー
アカカンガルー。
今日も休日のお父さんのような顔をしていらっしゃること。
人が歩く場所に悠然と現れるカンガルー。
人慣れが凄い……!でも、触るのはちょっと危険ですね。
パルマワラビー。
アカカンガルーと違ってケージに入ってますが、可愛い姿をちゃんと拝められます。
ワオワオガーデン
ワオワオガーデンはワオキツネザルが暮らすケージの中に入って間近で見ることができます。
入れる時間は13時~15時までと短めでしたが、日によって時間は変わるかもしれません。
また、人数制限と時間制限があって一度に入れるのは5人、そして3分まででした。
この距離の近さ凄い……!
とはいえ、お互いの安全のために1mは離れてみましょう。
地べたに降りて目の前を横切ったり立ち止まったりもします。
歩くときは尻尾を上げるみたいです。
このように目の前で一休みしてしまう始末。
尻尾を踏んでしまわないかヒヤヒヤしましたね笑
このように堂々と歩いております。
他の動物園でも放し飼いのワオキツネザルに会ったことがあるのですが、やっぱり目の前で見られるのは一味違って良いものですね!
アルパカ、ファラベラ
アルパカ。
黒々とした瞳に私が反射しちゃってるんじゃないかドキドキしながら確認しましたが……たぶん大丈夫です笑
昨年の10月に誕生したアルパカのしらたまちゃんも見ることができました。
可愛い……!ただでさえアルパカを見る機会があまりないのに、子どもまで見れてしまい眼福。
でも、大人アルパカもしらたまちゃんも顔を大きく撮ってしまったせいで、いまいちサイズ感が伝わらない……笑
ファラベラのこむぎちゃん。
世界最小の馬です。行ってから飼育されていることを知ってビックリしました!
普段見るウマがそのままミニチュア化されたようでとても可愛いです。
あまり見られない品種なのでぜひ会いに行ってみてください。
ほのぼのストリート
ほのぼのストリートはレッサーパンダやコツメカワウソの可愛い動物が多く展示されています。
レッサーパンダ
人気動物なのに人が集まってないな?と思ったら、目視では見えづらい木の中で一休み。
舌をぺろっ。
のんびりしてて良いですね~。
バイソン、ワピチ
アメリカバイソン。
夏の毛がごっそり抜けている姿しか見たことがなかったので、ふわふわな姿にビックリしました。手が沈みそうな毛量……!
高貴な雰囲気漂うこちらはワピチ。
大型のシカの仲間です。
女の子なので角は生えていません。
オットセイ、アザラシ
オットセイ。ちょうどショーをやっていました。
満席で途中入場もできませんでしたが、場外からちょこっとだけ見ることができました。
オットセイと一緒にアザラシもショーに参加していました。
オットセイよりも自由でのんびりしているところが本当に可愛いんですよ~。
グリーンイグアナ
ワニ館で暮らしているグリーンイグアナ。
肝心のワニは撮れませんでした笑
こちらは子ども。
大人より子どもの方が緑が濃いんです。
ラクダ
フタコブラクダ。
ふっかふかな毛皮に立派なコブの持ち主です。
立ち上がるとこんなに大きい!
飼育員さんとの身長差を見るに2mほどありました。
ガチョウ広場
ガチョウ広場ではたくさんのシナガチョウと触れ合うことができます。
実際に中に入って直接エサをあげられます。
私は中に入らず外から撮影。
グイグイ近寄って来られたらちょっと怖いですからね笑
偶然ガチョウがお散歩するイベント「ガーガーウォーキング」に出くわしました。
飼育員さんについていくガチョウについていくお客さんが多くて面白かったです。
小獣舎
小獣舎では中型の可愛い動物が勢ぞろい。
コツメカワウソは寝ているようでこちらを凝視。
アカハナグマ。
なかなかスタイリッシュなお顔立ちです。
アフリカタテガミヤマアラシ。
隣が気になるのかな?
一緒に暮らしているこの子は7月に生まれたばかりの赤ちゃん。
生後4か月なのに立派すぎませんか……!?
ミーアキャット。
この日は本当にあったかかったので日光浴も捗ります。
クリっとしたこのお目目。
東武動物公園のミーアキャットエリアには檻やガラスが無く、近い距離で目線を合わせて見ることができます。
首をかしげて可愛いアピール?あ、あざとい……!
ミーアキャットの鳴き声。初めて聴きました☺️#東武動物公園 #ミーアキャット pic.twitter.com/Md0UzTA9Eh
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2020年11月20日
とても距離が近く、鳴き声も聞こえちゃうほどです。
リスザルの楽園
リスザルの楽園では放し飼いにされたコモンリスザルやサイチョウを間近で見ることができる大型のケージです。
リスザル、カピバラ
こちらがコモンリスザル。
リスと同じくらい小さいことが名前の由来になっている通り、とても小さくて機敏です。
木やロープの上を縦横無尽に飛び回る姿を楽しめます。
「リスザル」と調べたらペット・飼育に関する情報がたくさん出てきてビックリしました。
どうやら「最も飼育しやすいサル」として評判のようですが、あくまでサルの中ではの話なので軽率に飼育しようと考えるのは禁物ですね。
流るる水の奥で何やら気配が……。
おねむなカピバラです。
東武動物公園はリスザルがカピバラの上に乗る「カピバラタクシー」が名物の一つですが、この日はこんな感じなので見れませんでした笑
サイチョウ、ペリカン
オオサイチョウ。
頭のてっぺんに「カスク」という角のようなものを持っています。中身はスカスカのスポンジ状なので見た目よりもずっと軽いみたいです。
この存在感を放つカラフルで大きいサイチョウも放し飼いにされているので、私たちをビックリさせます。
このように何食わぬ顔で佇んでおりました。
ちなみにリスザルやカピバラは写真の右側で暮らしています。
シワコブサイチョウ。
オオサイチョウもそうなのですが、昨年の夏に見た時よりも圧倒的にもふもふしている……!冬毛凄い!
モモイロペリカン。
50年以上も生きた記録がある長生きな鳥です。
アフリカサバンナ
最後に回ったのはアフリカサバンナ。サバンナに暮らす草食動物をパノラマ式の展示場で楽しむことができます。
ダチョウ、バーバリーシープ
ダチョウのメス。
偶然にもあくびの瞬間を激写!鳥のあくび自体初めて見たかもしれません。
オスのダチョウ。
ダチョウはオスが黒色でメスが茶色なので、簡単に見分けることができます。
バーバリーシープ。ダチョウと同じ展示場で暮らしています。
シープと付いているのでヒツジかと思いがちですが、ヤギにも近い特徴を持っている不思議な生き物です。染色体によるとどちらかというとヒツジに近い生き物のようです。
シマウマ、キリン
シマウマ。
模様の理由は保護色という説が有力でしたが、近年では虫よけの効果を持っているという研究結果も出ました。生き物の模様って不思議ですよね。
シマウマはこのように多頭飼いされています。大きな群れで一緒に移動している姿は見ていて楽しかったです。
キリン。こちらも多頭飼いされています。
一番最後に撮った写真で私自身が付かれてしまい、何だかよくわからないシーンに……笑
バードショー
東武動物公園ではバードショーが行われています。
この日は12時半~13時の開催でした。
動物園エリアからは少し離れたところにあるステージで開催されていたためか、クオリティの割にはあまり人が多くないオススメのイベントです。
ヘビクイワシ。ゴニーとゴクーという2羽の兄弟が登場しました。
飛ぶのではなくトレーナーさんの後ろを必死についていきます。その姿が可愛すぎた……!
「文字通りヘビを食べることで知られる鳥ですが、ヘビが主食なわけではない」と説明されていました。
パフォーマンスを楽しむだけでなく鳥について知ることができるのも嬉しいところです。
モモイロインコのミスティちゃん。
床をよちよち歩くほか、実際に飛ぶ様子も見せてくれました。
モモイロインコはオーストラリアに棲み、日本でいうところのスズメにあたる程ありふれた鳥のようです。
こんな綺麗な鳥が道や町にいると考えたら凄いですね……!
オニオオハシのジャスパーくん。
以前公式ツイッターでショーに向けて練習中のツイートを見ていたのですが、何とこの日がデビュー日だったみたいです。奇跡的な巡り合わせ!
バードショーにはまだ出ていませんが、ショーチームメンバーのオニオオハシのジャスパーです!
— 東武動物公園【公式】リュウくん (@tobuzoo7) 2020年10月13日
只今、ショーデビューに向けて練習中!!
目印は鮮やかなオレンジの嘴とお尻の赤い羽♡
園内で会えたらかなりラッキーです。#東武動物公園#flapthewings#オニオオハシ pic.twitter.com/2jWfaRZdbO
バナーナ……。
初めてのショーでしたが、バナナと比較されるだけで終わりました笑
ハリスホークのカノンちゃん。
かっこいい猛禽類でヘビクイワシのときとは違い空を飛ぶ姿を見ることができます。
こちらに向かって飛んでくる姿は迫力満点!
頭上スレスレを飛ぶ時もありスリルを感じられます。
最後に出てきたのはベニコンゴウインコのサニーくん。
「バイバイ」とお別れの挨拶をしてくれました。
このバードショー、何が良いってトレーナーさんが凄く楽しそうだったんです。
鳥たちだけでなくトレーナーさんも一緒に盛り上げてくれる素敵なショーでした!
感想、まとめ
滞在時間:10時~16時半(6時間半)
出費:4100円(交通費除く)
動物園エリアを回った後に少しだけ遊園地にも回ったのでそれ込みの値段となっています。
動物園のみだと15時までの5時間、出費は3000円でした。
出費の内訳はチケット代、昼食代、エサやり代などでお土産は安定の無しです。
ちなみに乗ったアトラクションはこちら。
空中ブランコのゴッド・スインガー。風が気持ち良かったです。
ゴールデンシップ。いわゆるバイキングです。
今年できたばかりの新アトラクションであることを帰りに広告で見て知りました笑
久々の東武動物公園、そして滅多にやらないエサやり体験ができてとても楽しかったです!
特にヒグマにこんなに簡単にエサを上げられるのは凄く魅力的に感じました。
今はまた流行り病の感染が拡大しているので遠出したり誰かと一緒に行くことは控えようと思いますが、落ち着いたらまた東武動物公園に行きたいと思います。
では、本日はここまでです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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