こんにちは。
10月3日に愛知県名古屋市の東山動植物園に遊びに行ってきましたので、その時の写真をまとめました。
東山動植物園は初めて行く動物園でした(そもそも愛知が初めて!)。
東山動植物園にはラーテルやカラカルなどまだ私が見たことのない生き物やイケメンゴリラで有名なジャパーニや叫び声が有名なフクロテナガザルなど人気者がたくさんいます。みんなに会えるかドキドキ……。
今回も私が回った順に写真を載せていくので、回り方の参考になったり皆さんも園内を回った気分になってくださったら嬉しいです!
目次
いざ、入園!
東山線の名古屋駅から約20分で最寄り駅の東山公園に到着しました。
めちゃくちゃ本数が多くて電車の時間に困らなくて良かったです。さすが名古屋。
道中の壁にはたくさんの動物たちが描かれています。こういった演出はワクワクしますよね。
到着したのは開園から1時間後の朝10時半ごろ、駅からは徒歩3分くらいでした。今回は時間制限なく閉園までいられるので、満足するまで楽しみたいと思います!
チケットは大人で500円。なんて良心的。11月末まで土日祝日は事前予約が必要になっているので、登録確認のQRコードを提示してから入園。
入園して一歩目でわかる広大な広さ。これはなかなか気合が必要そうですね……!
動物園本園
東山動植物園はざっくり分けて動物園本園、動物園北園、こども動物園、植物園の4つに分かれています。
正門から入るとまずは本園です。
サイ、カワウソ、ゾウ
入って最初に目についたのはインドサイ。いきなりの大物ですね。
水に浸かってのんびりしていました。
コツメカワウソ。アジアゾウ付近で展示されていました。
日向ぼっこ……というわけでもなさそうでした。よく走って泳ぐ子です。
アジアゾウ。
広めな展示場でアジアゾウについて学べる施設も作られていました。
小さい子も。
子ゾウは初めて見ました。可愛いですね。
ゾウは上からも見ることができました。ゾウより高い位置から見るのは初めてだったかもしれません。
カンガルー、ライオン
アカカンガルー。
看板にはベネットアカクビワラビーと書かれてましたが、知らずに通り過ぎてしまっていたみたいです。なしてや……。
見てる最中はめっちゃ老けたワラビーだと思い込んでましたが……この可愛げのないやさぐれ感はやはりアカカンガルーですね。というか、改めて見ると似ても似つかない笑
ベネットアカクビワラビーはこちら。めちゃくちゃ可愛いんですよ……。
続いてライオン。見るためにはこの列を並ばなければいけないらしい。
うわぁって思いながら10分くらい並びましたが、背中を向けられてしまったり室内に戻ったりとなかなか見られず……。
と思ったら、展示場の端っこから障害物も待機列もなく見られました。おいおい。
横顔が凛々しい。
望遠レンズを使っているので顔もアップに撮れていますが、実際はもっと距離があります。列に並べばガラス越しにはなりますが間近で見ることができました。
ちなみにライオンから少し歩いたところにスマトラトラがいたみたいなのですが見過ごしていました(ショック)
記事を書くために園内マップを改めてじっくり見ているのですが、この時点で既にいくつか通り過ぎています……笑
シマウマ、フラミンゴ
チャップマンシマウマ。
草をムシャムシャ。
相変わらず良い尻をしています。
何だったら私が今まで見てきたシマウマの中でNo.1美尻の持ち主かもしれないです。
フラミンゴ。
ハートポーズ!……には無理があるかな?
この付近には恐竜の作り物が多数ありました。
顔可愛い。
ここまでで11時20分だったのでちょっと早めの昼食にしました。
ゴリラのチーズドッグ。夕飯にひつまぶしをたらふく食べるために少量で済ませることになりましたが、今思うと早めの昼食だしもっとガッツリ食べても良かったなと後悔……。
しかも、この後カメラや服にケチャップぶちまけました。ぴえん。
食肉小獣舎
昼食が終わって向かったのは肉食獣が暮らす食肉小獣舎。私が楽しみにしていたところです。
アライグマ、フェネックなどの可愛い肉食獣からユキヒョウ、ジャガーなどかっこいい肉食獣まで多数いました。
最初に目についたのはカラカル。見たことないから会いたかった子だー!
Oh my……
大丈夫、そんな日もある。動物の健康第一。
ジャガー。顔が渋い。
サーバル。
「サーバルキャットと何が違うんだろう?」という声が多くありましたが、全く一緒ですね。
ラーテル。
国内で飼育されているのはここだけです。
すやすや。
こんな可愛い顔してますが、大型肉食獣にも立ち向かうことから「世界一怖いもの知らずの動物」としてギネスに載っています。
ジャングルキャット。
この子も初めて見る……というか、存在も初めて知りました。なかなかふてぶてしい顔をしていますね。日本ではここでしか展示されていないみたいです。
ユキヒョウ。
決して広くはない檻ですが、壁を蹴って高いところに移動するなどアクティブに動く姿も見られました。
アライグマ。
動いているアライグマを見るのは2回目と意外と少ないのですが、やっぱり可愛いですね。日本では害獣のイメージが強いと思いますが……やっぱり可愛いですね(2回目)
世界最小のキツネ、フェネック。
舌をペロッと出した顔が最強に可愛い。
他にもマヌルネコやスナドリネコなどがいたのですが、あまりにも撮るのが難しくて断念。
このタイプの展示施設は私の写真の腕前が如実に表れるので苦手です笑
アシカ、ペンギン
続いては海の動物。
カリフォルニアアシカ。
陸の取り合いで喧嘩かな?
アシカエリアではちょいちょいこのやり取りを見ます。
迫力の吠え合い。
その背景で傍観する者。
謎に煽る者。
続いてペンギン。
スイスイ泳ぐフンボルトペンギン。
眉毛がチャラチャラしたキタイワトビペンギン。
実際は眉毛ではなく羽毛なんです。
ペンギンとアシカの間にアザラシがいたみたいなのですが、全く気付きませんでした。お前の目はどうなっているんだ。
最後にホッキョクグマ。……ですが、見ての通りもぬけの殻。
ここにはサスカッチという高齢のホッキョクグマがいたのですが、今年の5月に亡くなりました。
かつては5頭もホッキョクグマを飼育していたそうなので、展示が終了してしまうのは寂しいですね。
クマ舎
クマ舎では4種のクマを見ることができます。特にメガネグマは1回しか見たことがなかったので楽しみでした。
エゾヒグマ。
こんな大きかったっけ……ってビビりました。こんな子が北海道にいるという事実が恐怖。
ニホンツキノワグマ。
顔可愛いですよね。好き。
しかし、この鋭いキバ。小さいからと舐めてると死にます。
世界最小のクマ、マレーグマ。
この写真じゃ伝わりにくいと思いますが、マレーグマは手足が妙に長くてほっそりしてるので着ぐるみのような見た目をしています。
楽しみにしていたメガネグマ。
メガネをかけているような模様が特徴的ですが、この子はオレンジの毛の量が少ないのであんまりメガネ感がないですね。
コアラ
続いてはコアラ。繊細な生き物なので室内かつ全面ガラス張りに展示されています。
一日をほとんど寝て過ごすのでご覧の通り。ただ、なかなか見る機会のない動物なので、どのように寝ているかを見られるかも貴重ですよね。
約3時間後の午後3時に戻ってきたら起きてました。
今回と合わせて3回コアラを見たことがありますが、3回とも起きている姿を見られたので、寝ていたとしても時間を置いて戻ってくれば起きているかもしれませんよ。
バードホール、ホオカザリヅル
バードホールではネット越しに多数の動物を見ることができます。
インドクジャク。
クジャクが羽を広げたところを生で見たことがないので、いつか巡り合いたい……。
10月は繁殖期じゃないので難しいですね。そもそもこの子メス……(メスも広げる時はあるみたいです)。
クロエリセイタカシキ。
北米の水辺に棲む鳥ですが、日本でも関西で発見され外来種とされているみたいです。
ホロホロチョウ。
初めて見ました。首回りがもふもふで綺麗……!
ショウジョウトキ。
わんさかいました。ショウジョウトキはどこ行っても多数飼いされている気がします。
ボウルから魚をキャッチ!
ボウルの中にたくさんの魚がいるみたいですね。これは取り放題。
バードホールから出て道なりへ進んだところにホオカザリヅルがいました。
他の展示施設から妙に隔離されてて何でこんなところに?ってところで飼われてましたね。
こども動物園
本園を一通り回りこども動物園に着いたのは12時半ごろでした。
こちらでは主に日本で暮らす動物たちが飼育されていました。
タヌキの里
最初にたどり着いたのはタヌキが暮らすタヌキの里でした。
いつも寝ているイメージが強いタヌキですが、久々に活発に動き回るタヌキを見ることができました。
夏毛のタヌキ。
顔がシュッとしてなかなかかっこいいと思いませんか?
涼しくなってきた10月なのでちょっとずつもふもふになりつつあります。
タヌキエリアだけものすごい異臭がしたのですが、おそらく溜めフン(仲間同士で同じ場所でフンする)のせいだと思います。
私はタヌキが一番好きな動物なので、タヌキの特徴である溜めフンも見れて嬉しかったのですが、あの臭いはさすがに少し地獄でしたね笑
サル、カモシカ、ヤマネコ
続いてはサル山。ニホンザルが暮らしています。
サル山はわちゃわちゃしているイメージ強いのですが、ここのサルたちは比較的大人しく見えましたね。みんなのびのびと暮らしていました。
ニホンカモシカ。
檻を向いて歩いているのは、向こう側にもう一頭別にカモシカがいたから。なんだかとても気になっている様子でした。
ツシマヤマネコ。
長崎県の対馬にしかいないたいへん貴重なヤマネコで、野生では2020年3月に環境省が発表した内容によると推定100頭ほどしかいないようです。
ただ、わずかながらも生息域は拡大しているようで、動物園でも繁殖を試みているのでこれからに期待ですね。
小鳥とリスの森
こちらは小鳥とリスの森。
放し飼いにされた二ホンリスや小鳥を間近で見ることができます。
木の上で木の実をモグモグ。
この展示スタイルは井の頭自然文化園を髣髴とさせます。
あちらは完全に屋外でしたが、こちらは半室内といった感じで放し飼いではないリスやフクロウも飼育されていました。
小鳥はどこにいるんだろうと思ったら、メジロを一羽見つけました!
春以外でメジロを見つけたのは初めてです。この季節はシュッとしていますね。
メジロのお食事#東山動植物園 #メジロ pic.twitter.com/JvmcOJHFG5
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2020年10月8日
食事シーンを動画でも撮りましたので、良かったらご覧ください。メジロは花の蜜や果汁を好みます。
メジロの他にはシジュウカラなどもいるそうです。
こども動物園にはふれあい動物園というコーナーもありましたが、私はあいにく動物に触れるのが苦手なので入らず。アレルギーなわけでもなくただただ怖くて触れないとう悲しみ笑
この先を進むと植物園に入るのですが、ひとまず後回しにして時間と体力が余っていたときに行くことにしました。
動物園北園
続いては北園。入ったのはちょうど午後1時ごろでした。
こども動物園には30分くらいしかいなかったので案外すぐに回れていたみたいですね。
サイ、カバ
最初はクロサイ。
本園で紹介したインドサイと比べてちょっと赤っぽい灰色をしています。黒ではありません。
カバ。
陸に上がって大胆に寝ていました。ぶよんぶよんな皮膚が凄い。
猛禽類舎
トキイロコンドル。
顔の色がカラフルで目立ちますね。
ヒメコンドル。
顔がピンクで目がクリっとしてて可愛い。
ダルマワシ。
首回りゴワゴワ、顔や嘴の色が綺麗です。
道中には遊園地があります。うっかり道に迷って遊園地まで登ってしまったのですが、けっこうしっかりした遊園地でしたね。
シンリンオオカミ
シンリンオオカミはこのように横に長くかなり緑が茂っています。
あっち行ったりこっち行ったりしてなかなか撮るのが大変でした。
オオカミ舎の手前には9月に亡くなったばかりのオスのジャックの献花が置かれていました。公式サイトで写真を見ましたが、とても穏やかな顔をしている子で一度目にしてみたかったです。
オオカミ大好きなので、久しぶりに動き回るオオカミを見られて嬉しい限りです。
東山動植物園のオオカミは顔つきが優しいですね。
ここでで20分くらい居座っちゃった気がします。
オオカミはいくらでも見られちゃいますね……。
プレーリードッグ
オグロプレーリードッグ。
こう見えてリスの仲間。リスというと木登りが得意なイメージがありますが、プレーリードッグは穴掘りが得意です。
施設は実際にプレーリードッグの巣ができているようで穴から出入りしている様子が見られました。
そして、この日偶然にも初めてプレーリードッグの鳴き声を聞くことができました。名前の由来になっている犬っぽい鳴き声……に似てるかどうかはよくわからなかったですね笑
バイソン、ビーバー、ハクトウワシ
アメリカバイソン。
広い展示場に多数飼育されていて迫力が凄かったです。
こんなに広いところで飼われていました。 柵付近にいることもあったのでかなり近い距離で見ることもできました。
ハクトウワシ。
左の子はまだ幼鳥ですね。ハクトウワシは大人になるにつれて顔が白くなっていきます。
アメリカビーバー。
私の中で寝ているイメージが強いビーバーですがここではスイスイ元気に泳いでいました。このとき午後2時だったのでちょうど動き出す時間だったのかもしれません。
オオアリクイ、ヤブイヌ
オオアリクイ。
文字通り大きい身体でのっしのっしと歩いています。
後姿はこんな感じ。尻尾までふわっふわです。
ヤブイヌ。
名前の通りイヌの仲間ですが原始的な見た目をしていてイヌっぽくありません。お小水の最中に撮らせていただきました。
世界のメダガ館、ゾウガメ
世界のメダカ館。
色々なメダカを見ることができるほか、他の淡水魚も何種かみることができました。
唯一撮った写真、ニホンウナギ。
淡水魚と呼んで良いのか微妙ですが笑
アルダブラゾウガメ。
寿命は150年と言われています。なんて長生き……。
のっそのっそ。
けっこうアクティブに歩いてました。
自然博物館
ゾウガメの目の前には自然博物館があります。
世界のメダカ館もそうでしたがこういった室内施設は他の動物園では閉鎖されていることが多かったのですが、東山動植物園ではどちらも開いてました。
こちらでは夜行性の生き物のほか、爬虫類、両生類が展示されていました。夜行性の生き物は撮影が難しいので写真はありませんが、ナマケモノやツチブタなど面白い生き物が揃っていました。
インドガビアル。
細長い口が面白いワニです。身体を持ち上げて歩けないため水中での活動が多いそうですが、この時は陸に上がってました。
ニシアフリカコガタワニ。
どこが小型なんだと思いたくなるこのサイズ。
ワニの展示施設にはこんな張り紙が。
実は2019年に亡くなった東山動植物園のワニの胃から300枚以上の硬貨が見つかっています。死因は老衰とされて硬貨の影響はわかっていないようですが、投げたところで誰にもメリットはないので投げないようにしましょうね。
ニシオニプレートトカゲ。
爬虫類についてはあまり詳しくないのですが、調べた感じだとペットとしてポピュラーなトカゲみたいです。
アルマジロトカゲ。
ゴツゴツトゲトゲした鎧のような皮膚、アルマジロにはあまり似ていないですね。
オオサンショウオ。世界最大級の両生類で日本の特別天然記念物です。
日本の固有種ですが、外来種であるチュウゴクオオサンショウオとの混雑種も見られ純血種の絶滅が危惧されています。
自然博物館の隣にそびえ立つスカイタワー。
高所恐怖症な私はもちろんスルーさせていただきました……。
植物園(バラ園)
最後は植物園……なのですが、地図を見た感じ動物園と同じくらいあるんじゃないかという広さ。
このとき午後3時半で時間的にも体力的にも回るのは無理ということで、こども動物園から一番近くにあるバラ園だけ見ることにしました。
秋のバラは10月ごろから咲き始めるようなので園内はちょっと寂しい……。
その中でも咲いていた何輪か撮ってみました。
バラの品種名は覚えていないのですが、クスって笑ってしまうような面白い名前が多いですよね。
天気もイマイチだったのでかな~り地味な一枚笑
満開になる季節にまた行って見たいですね。
感想・まとめ
入園時間が10時半ごろ、退園時間が4時頃だったのでだいたい5時間半滞在していました。坂や階段の上り下りが激しく休み休みでの移動となりました。
植物園は全くと言っていいほど回れなかったので、園内全てを回りきるには相当な根気が必要だと思います。一日で全てを網羅するのはちょっと難しいかもしれません。
残念だったのは、カラカルやジャパーニを見られなかったこと。カラカルは体調管理だったので仕方なかったのですが、ジャパーニはどこにいるのかわからずゴリラエリアに着くころには相当疲れてしまい諦めちゃったんです。今思うと次いつ行けるかわからないような所なのだから根気を持って行けば良かったのですが、体力の衰えというものは恐ろしいもので笑 他にもウサギやキツネも見落としてしまっていたみたいです。地図をよく見ないばっかりに……。
それでも久々に見る動物も初めて見る動物も、たくさんの動物を間近で見ることができてとても楽しかったです!
一日じゃ満足できない、何度も行きたくなるような動物園でした。
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