こんにちは。
4月27日に千葉県鴨川市の鴨川シーワールドに行ってきたので、そのときの様子をまとめました。
半年ぶりの鴨シーだ!!
私が5月から新たな職場に就職するので、最後の晩餐のような気持ちで行って参りました笑
前後編に分けており、前編では魚たちを中心に、後編では海獣や水鳥の様子をお届けいたします。
ぜひお楽しみください!
後編はこちらからどうぞ!
いざ、入館!
久々の平日鴨シーだったので、混雑などを気にする必要もないなと思い余裕をもって家を出てお昼前に到着しました。
今までは年パス勢でしたが緊急事態宣言中に有効期限が切れ、更新もしなかったので入館料3000円をしっかり払いました。
今までのように2,3か月ペースで行くことが無くなるし次いつ閑散とした平日に行けるのかもわからないので、いつも以上に撮影も気合を入れてました!
周りに人がいない……幸せだ……!(人混み大嫌い人間)
房総の海と空もまた見どころです。
エコアクアローム
エコアクアロームは水の一生をテーマに、房総の川の源流から海までの一連の流れを再現しています。
自然のストーリーを感じることができるエリアとなっています。
房総の源流
雨や雪どけ水が元となってできた川の源です。
冷たく澄んだ水で汚れに敏感な魚たちが暮らしています。
水中に適応したカマキリのように見えますが、実際は全く異なる種でカメムシの仲間にあたります。
鴨川シーワールドではミズカマキリの他にゲンゴロウやアメンボなど水棲の虫も何種か展示されています。
上流
上流は大きな岩肌との落差による強くて速い流れが特徴で、綺麗好きで急な水の流れも好む魚たちが多く暮らしています。
同じヤマメでも一生を生まれた川で過ごすものをヤマメ、海へ下って成長するものをサクラマスと呼びます。
サクラマスは東北や北海道で多く見られます。
ヤマメの亜種であり、海へ降りて成長するものをサツキマスと呼びます。
サクラマスもサツキマスも海へ降りるとかなり大きくなって模様も消えるので、別の魚のように見えるくらい変り果てます。
中流
上流と比べて穏やかではありますが、水深の浅い瀬と深い淵が交互に現れ、複雑な流れを作り出します。
合流点
合流とは2つ以上の川が合わさることを指します。
ため池
ため池とは農業用水を確保するために人工的に作られた池のことです。
川から流れてきた栄養分によってプランクトンが豊富であり、種類を問わず多くの生き物が集まり生態系を築いています。
河口
淡水と海水が混じり合った汽水域になります。
栄養密度の高い栄養豊富な水域です。
潮だまり
潮が引いたときに磯に残った水たまりです。
一見穏やかそうに見えますが、潮の満ち引きの影響を大きく受ける、変化の激しい環境なのです。
潮だまりには他にウニやヒトデ、ナマコも暮らしており、小さな世界でも複雑な生態系が構築されています。
干潟
河口や海岸部で砂泥が堆積され続けた結果が干潟です。
河口からや潮の満ち引きによって豊富なプランクトンが運ばれてくるためとても栄養豊富な環境となっています。
隠れるのが上手な生き物が多かったのでオサガニしか撮れませんでしたが、他にはハゼやスナモグリというエビの仲間が展示されていました!
アマモ場
内湾や入り江などの砂泥底にはアマモという水草の集落が広がっています。
ここでは小さな生き物の住処だけでなく産卵や育生の場として多くの生き物に利用されています。
ハナハゼの幼魚かな?と思ってますが、信憑性は低い……。
こちらもニサダイの幼魚か?と思ってますが、魚って稚魚や幼魚で見た目が全く違うことが多いので、素人の私にはちょっと難しいです笑
岸辺の岩陰
沖からの激しい波を避けるために磯魚たちが岩肌に寄り添って暮らしています。
他にはイセエビやセミエビなんかも暮らしている珍味スポットです。
入り江の岩場
磯の入り江は外海に面しているため沖から波が岸に向かって走るように打ち寄せてきます。
海藻が生い茂る魚たちの絶好の隠れ場にもなっています。
沖合
いよいよ沖に辿り着きました。
沖合ではエイなどの低性魚や回遊魚が見られます。
この水槽にはホウライヒメジというとても似ている魚がいるので、もしかしたらそっちかもしれません。
主な見分け方が尾びれの模様なのですが、私の写真はあろうことか見切れてしまってます笑
ちなみに魚市場において二種は区別を付けず取り扱っている場所も多いようです。
フグのような謎の魚。
グーグル先生いわくクサフグとのことですが、顔も模様も違いますもんね~。
沖の岩陰
潮の流れが速い海中ではサクラダイが群れを成し、岩陰ではウツボなどが身を潜めています。
沖合の深場
沖の海底になります。
アカザエビやタカアシガニ、ユメカサゴなど、深海の高級の幸が多く見られます。
クラゲライフ
ここで一旦毛色が変わってクラゲ専用のエリアになります。
生息域を問わず世界中のクラゲを楽しむことができます。
海外では「目玉焼きクラゲ」と呼ばれるユニークな見た目をしたクラゲです。
以前見たときは綺麗な目玉焼きですが、この日は何故だか全体的に赤みがかっていました。
1992年に鳥羽水族館で発見された新種ではあるものの、自然界では見つかっていない摩訶不思議なクラゲです。
鴨川海底谷
いよいよラスト、更なる深海へと進みます。
暗すぎてあまり撮影できませんでしたが、ノコギリザメやキンメダイといった深海生物が暮らしていました。
マリンシアター
エコアクアロームと隣接しているマリンシアターではベルーガ、いわゆるシロイルカが展示されています。
ベルーガのパフォーマンスはダイナミックにジャンプしたりするイルカショーとは違い、音や超音波を活かしたベルーガならではのパフォーマンスとなっています。
残念ながらこの日は時間の関係で見ることができませんでしたが、10月のレポにパフォーマンスの様子を載せておりますので、良かったらご覧ください!
トロピカルアイランド
再び海の世界になりますが、舞台は変わって熱帯の温かい海のエリアになります。
砂浜やサンゴ礁が再現され、色とりどりでユニークな魚たちを楽しめます。
ふれあいの浜
サンゴ礁の塩だまりを再現しています。
タイドプールでは南国の強い日差しを受けて水温はなんと40度にも達しますが、隠れ家に最適な地形を利用して色々な生き物が暮らしています。
エメラルドの入り江
礁湖(ラグーン)にはエメラルドグリーンに輝く入り江が広がります。
サンゴの集落ではさまざまなサンゴ磯魚類が見られます。
サンゴ礁の庭
外海に面したサンゴ礁の縁は礁縁(リーフエッジ)と呼ばれ、潮の流れが速く水深も深くなっています。
幻想の岩
サンゴ礁の外海に面した急斜面にできた洞窟では、夜行性の魚たちが身を潜めて暮らしています。
無限の海
沖合の海を再現した巨大水槽です。
水槽をバックに自撮りするお客さんが多いのでなかなか撮る機会が無いのですが、平日のおかげでたくさんお魚撮れました……!
水族館生まれの魚たち
その名の通り水族館で誕生した魚たちが展示されています。
クマノミの仲間が多く展示されていますが、水槽のお魚は一部定期的に入れ替えているようで行くたびに少しずつ変化しています。
こんな感じで展示されています。
カクレクマノミ一色のインパクトは凄い。
あんぽ柿に似てると思いません?
まとめ
以上、鴨川シーワールド現地レポートの前編をお届けしました!
鴨シーといえばシャチを筆頭としたショーばかりに注目しがちかもしれませんが、お魚たちの展示もとても魅力的なのです。
鴨川シーワールドについて少しでもわかってくださったりお魚たちに興味を持ってくださったら嬉しいです!
後編ではショーの様子やアザラシなどの海獣、ペンギンなどの水鳥たちをお届けいたします!
では、最後まで読んでくださりありがとうございました!
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