大人だって動物園!

大好きな動物園や動物のお話をしております。

【レポ#23】魚もショーも盛りだくさん!鴨川シーワールド現地レポート(2021/4/27)【前編】

f:id:zoonimal:20210606194717j:plain

 

 こんにちは。

 

 4月27日に千葉県鴨川市の鴨川シーワールドに行ってきたので、そのときの様子をまとめました。

 

 半年ぶりの鴨シーだ!!

 私が5月から新たな職場に就職するので、最後の晩餐のような気持ちで行って参りました笑

 

 前後編に分けており、前編では魚たちを中心に、後編では海獣や水鳥の様子をお届けいたします。

 ぜひお楽しみください!

 

f:id:zoonimal:20210605011716j:plain

 

zoo-enjoy.com

 

 後編はこちらからどうぞ!

 

www.kamogawa-seaworld.jp

 

 

 

いざ、入館!

 

f:id:zoonimal:20210605011728j:plain

 

 久々の平日鴨シーだったので、混雑などを気にする必要もないなと思い余裕をもって家を出てお昼前に到着しました。

 

 今までは年パス勢でしたが緊急事態宣言中に有効期限が切れ、更新もしなかったので入館料3000円をしっかり払いました。

 今までのように2,3か月ペースで行くことが無くなるし次いつ閑散とした平日に行けるのかもわからないので、いつも以上に撮影も気合を入れてました!

 

f:id:zoonimal:20210605012124j:plain

 

 周りに人がいない……幸せだ……!(人混み大嫌い人間)

 

f:id:zoonimal:20210605012043j:plain

 

 房総の海と空もまた見どころです。

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

エコアクアローム

 

f:id:zoonimal:20210605011741j:plain

 

 エコアクアロームは水の一生をテーマに、房総の川の源流から海までの一連の流れを再現しています。

 自然のストーリーを感じることができるエリアとなっています。

 

房総の源流

 

 雨や雪どけ水が元となってできた川の源です。

 冷たく澄んだ水で汚れに敏感な魚たちが暮らしています。

 

f:id:zoonimal:20210605011706j:plain

ウグイ

 

f:id:zoonimal:20210605005916j:plain

ニッコウイワナ

 

f:id:zoonimal:20210605005927j:plain

ミズカマキリ

 

 水中に適応したカマキリのように見えますが、実際は全く異なる種でカメムシの仲間にあたります。

 鴨川シーワールドではミズカマキリの他にゲンゴロウやアメンボなど水棲の虫も何種か展示されています。

 

f:id:zoonimal:20210605005932j:plain

サワガニ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

上流

 

 上流は大きな岩肌との落差による強くて速い流れが特徴で、綺麗好きで急な水の流れも好む魚たちが多く暮らしています。

 

f:id:zoonimal:20210605005937j:plain

ヤマメ

 

 同じヤマメでも一生を生まれた川で過ごすものをヤマメ、海へ下って成長するものをサクラマスと呼びます。

 サクラマスは東北や北海道で多く見られます。

 

f:id:zoonimal:20210605005942j:plain

アマゴ

 

 ヤマメの亜種であり、海へ降りて成長するものをサツキマスと呼びます。

 サクラマスもサツキマスも海へ降りるとかなり大きくなって模様も消えるので、別の魚のように見えるくらい変り果てます。

 

 

f:id:zoonimal:20210605005948j:plain

ニジマス

 

f:id:zoonimal:20210605005954j:plain

アブラハヤ

 

f:id:zoonimal:20210606112812j:plain

ヒメマス

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

中流

 

 上流と比べて穏やかではありますが、水深の浅い瀬と深い淵が交互に現れ、複雑な流れを作り出します。

 

f:id:zoonimal:20210605010013j:plain

アブラボテ

 

f:id:zoonimal:20210605010026j:plain

ヤリタナゴ

 

f:id:zoonimal:20210605010032j:plain

テナガエビ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

合流点

 

 合流とは2つ以上の川が合わさることを指します。

 

f:id:zoonimal:20210605010043j:plain

カワムツ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

ため池

 

 ため池とは農業用水を確保するために人工的に作られた池のことです。

 川から流れてきた栄養分によってプランクトンが豊富であり、種類を問わず多くの生き物が集まり生態系を築いています。

 

f:id:zoonimal:20210605010049j:plain

コイ

 

f:id:zoonimal:20210605010055j:plain

ナマズ

 

f:id:zoonimal:20210605010100j:plain

ニホンスッポン

 

f:id:zoonimal:20210605010107j:plain

カワムツ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 


河口

 

 淡水と海水が混じり合った汽水域になります。

 栄養密度の高い栄養豊富な水域です。

 

f:id:zoonimal:20210605010127j:plain

コウイカ

 

f:id:zoonimal:20210605010132j:plain

アオリイカ

 

f:id:zoonimal:20210605010144j:plain

ナマコ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

潮だまり

 

 潮が引いたときに磯に残った水たまりです。

 一見穏やかそうに見えますが、潮の満ち引きの影響を大きく受ける、変化の激しい環境なのです。

 

f:id:zoonimal:20210605010112j:plain

マダコ

 

f:id:zoonimal:20210605010117j:plain

シマスズメダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010122j:plain

オヤビッチャ

 潮だまりには他にウニやヒトデ、ナマコも暮らしており、小さな世界でも複雑な生態系が構築されています。

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

干潟

 

 河口や海岸部で砂泥が堆積され続けた結果が干潟です。

  河口からや潮の満ち引きによって豊富なプランクトンが運ばれてくるためとても栄養豊富な環境となっています。

 

f:id:zoonimal:20210605010149j:plain

オサガニ

 

 隠れるのが上手な生き物が多かったのでオサガニしか撮れませんでしたが、他にはハゼやスナモグリというエビの仲間が展示されていました!

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

アマモ場

 

 内湾や入り江などの砂泥底にはアマモという水草の集落が広がっています。

 ここでは小さな生き物の住処だけでなく産卵や育生の場として多くの生き物に利用されています。

 

f:id:zoonimal:20210605010156j:plain

カゴカキダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010203j:plain

トゲチョウチョウウオ

 

f:id:zoonimal:20210605010221j:plain

ボラ

 

f:id:zoonimal:20210605010209j:plain

 

 ハナハゼの幼魚かな?と思ってますが、信憑性は低い……。

 

f:id:zoonimal:20210605010215j:plain

ニサダイ

 

 こちらもニサダイの幼魚か?と思ってますが、魚って稚魚や幼魚で見た目が全く違うことが多いので、素人の私にはちょっと難しいです笑

 

f:id:zoonimal:20210605010227j:plain

アカヒトデ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

岸辺の岩陰

 

 沖からの激しい波を避けるために磯魚たちが岩肌に寄り添って暮らしています。

 

f:id:zoonimal:20210605010232j:plain

カサゴ

 

f:id:zoonimal:20210605010238j:plain

ミナミハタンポ

 

f:id:zoonimal:20210606181145j:plain

 

 他にはイセエビやセミエビなんかも暮らしている珍味スポットです。

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

入り江の岩場

 

f:id:zoonimal:20210605011838j:plain

 

 磯の入り江は外海に面しているため沖から波が岸に向かって走るように打ち寄せてきます。

 海藻が生い茂る魚たちの絶好の隠れ場にもなっています。

 

f:id:zoonimal:20210605010243j:plain

タカノハダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010250j:plain

マダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010255j:plain

イスズミ

 

f:id:zoonimal:20210605010300j:plain

ハマフエフキ

 

f:id:zoonimal:20210605010305j:plain

ウツボ

 

f:id:zoonimal:20210605010310j:plain

キジハタ

 

f:id:zoonimal:20210605010316j:plain

カゴカキダイ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

沖合

 

 いよいよ沖に辿り着きました。

 沖合ではエイなどの低性魚や回遊魚が見られます。

 

f:id:zoonimal:20210605010912j:plain

ホシエイ(アルビノ)

 

f:id:zoonimal:20210605010918j:plain

イシガキフグ

 

f:id:zoonimal:20210605010928j:plain

オキナヒメジ


 この水槽にはホウライヒメジというとても似ている魚がいるので、もしかしたらそっちかもしれません。

 主な見分け方が尾びれの模様なのですが、私の写真はあろうことか見切れてしまってます笑

 ちなみに魚市場において二種は区別を付けず取り扱っている場所も多いようです。

 

f:id:zoonimal:20210605010938j:plain

 

 フグのような謎の魚。

 グーグル先生いわくクサフグとのことですが、顔も模様も違いますもんね~。

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

沖の岩陰

 

 潮の流れが速い海中ではサクラダイが群れを成し、岩陰ではウツボなどが身を潜めています。

 

f:id:zoonimal:20210605010343j:plain

サクラダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010326j:plain

マツサカウオ

 

f:id:zoonimal:20210605010331j:plain

ネコザメ

 

f:id:zoonimal:20210605010337j:plain

エビスダイ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

沖合の深場

 

 沖の海底になります。

 アカザエビやタカアシガニ、ユメカサゴなど、深海の高級の幸が多く見られます。

 

f:id:zoonimal:20210605010353j:plain

アカザエビ

 

f:id:zoonimal:20210605010358j:plain

ユメカサゴ

 

f:id:zoonimal:20210605010412j:plain

ユメカサゴ

 

f:id:zoonimal:20210605010403j:plain

オオクチイシナギ

 

f:id:zoonimal:20210605010408j:plain

タカアシガニ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

クラゲライフ

 

f:id:zoonimal:20210605011850j:plain

 

 ここで一旦毛色が変わってクラゲ専用のエリアになります。

 生息域を問わず世界中のクラゲを楽しむことができます。

 

f:id:zoonimal:20210605010417j:plain

サムクラゲ

 

 海外では「目玉焼きクラゲ」と呼ばれるユニークな見た目をしたクラゲです。

 以前見たときは綺麗な目玉焼きですが、この日は何故だか全体的に赤みがかっていました。 

 

f:id:zoonimal:20210605010423j:plain

アカクラゲ

 

f:id:zoonimal:20210605010438j:plain

ギヤマンクラゲ

 

f:id:zoonimal:20210605010443j:plain

オワンクラゲ

 

f:id:zoonimal:20210605010455j:plain

コブエイレネクラゲ

 

 1992年に鳥羽水族館で発見された新種ではあるものの、自然界では見つかっていない摩訶不思議なクラゲです。

 

f:id:zoonimal:20210605010506j:plain

アマクサクラゲ

 

f:id:zoonimal:20210605010517j:plain

アメリカヤナギクラゲ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

鴨川海底谷

 

 いよいよラスト、更なる深海へと進みます。

 暗すぎてあまり撮影できませんでしたが、ノコギリザメやキンメダイといった深海生物が暮らしていました。

 

f:id:zoonimal:20210605010526j:plain

ムツ

 

f:id:zoonimal:20210605010531j:plain

ノコギリザメ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

マリンシアター

 

 エコアクアロームと隣接しているマリンシアターではベルーガ、いわゆるシロイルカが展示されています。

 ベルーガのパフォーマンスはダイナミックにジャンプしたりするイルカショーとは違い、音や超音波を活かしたベルーガならではのパフォーマンスとなっています。

 

f:id:zoonimal:20210605011919j:plain

 

f:id:zoonimal:20210605010543j:plain

 

f:id:zoonimal:20210606140137j:plain

 

zoo-enjoy.com

 

 残念ながらこの日は時間の関係で見ることができませんでしたが、10月のレポにパフォーマンスの様子を載せておりますので、良かったらご覧ください! 

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

トロピカルアイランド

 

f:id:zoonimal:20210605011934j:plain

 

 再び海の世界になりますが、舞台は変わって熱帯の温かい海のエリアになります。

 砂浜やサンゴ礁が再現され、色とりどりでユニークな魚たちを楽しめます。

 

ふれあいの浜

 

 サンゴ礁の塩だまりを再現しています。

 タイドプールでは南国の強い日差しを受けて水温はなんと40度にも達しますが、隠れ家に最適な地形を利用して色々な生き物が暮らしています。

 

f:id:zoonimal:20210605010554j:plain

ルリスズメダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010600j:plain

ハナビラクマノミ

 

f:id:zoonimal:20210605010605j:plain

ニシキヤッコ

 

f:id:zoonimal:20210605010609j:plain

ホソスジマンジュウイシモチ

 

f:id:zoonimal:20210605010615j:plain

ゼブラハゼ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

エメラルドの入り江

 

 礁湖(ラグーン)にはエメラルドグリーンに輝く入り江が広がります。

 サンゴの集落ではさまざまなサンゴ磯魚類が見られます。

 

f:id:zoonimal:20210605010621j:plain

メガネモチノウオ

 

f:id:zoonimal:20210605010631j:plain

ヒフキアイゴ

 

f:id:zoonimal:20210605010636j:plain

カスミチョウチョウウオ

 

f:id:zoonimal:20210605010641j:plain

クラカオスズメダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010646j:plain

アカウミガメ

 

f:id:zoonimal:20210605010651j:plain

キツネウオ

 

f:id:zoonimal:20210605010702j:plain

ハタタテダイ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

サンゴ礁の庭

 

 外海に面したサンゴ礁の縁は礁縁(リーフエッジ)と呼ばれ、潮の流れが速く水深も深くなっています。

 

f:id:zoonimal:20210605010708j:plain

ヒトヅラハリセンボン

 

f:id:zoonimal:20210605010718j:plain

ツノダシ

 

f:id:zoonimal:20210605010723j:plain

ヒブダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010728j:plain

ソウシハギ

 

f:id:zoonimal:20210605010733j:plain

ナンヨウハギ

 

f:id:zoonimal:20210605010906j:plain

イヌザメ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

幻想の岩

 

 サンゴ礁の外海に面した急斜面にできた洞窟では、夜行性の魚たちが身を潜めて暮らしています。

 

f:id:zoonimal:20210605010747j:plain

リュウキュウハタンポ

 

f:id:zoonimal:20210605010752j:plain

チンアナゴ

 

f:id:zoonimal:20210605010757j:plain

ホワイトスポテッドガーデンイール

 

f:id:zoonimal:20210605010802j:plain

アカイセエビ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

無限の海

 

f:id:zoonimal:20210606150230j:plain

 

 沖合の海を再現した巨大水槽です。

 水槽をバックに自撮りするお客さんが多いのでなかなか撮る機会が無いのですが、平日のおかげでたくさんお魚撮れました……!

 

f:id:zoonimal:20210605010831j:plain

ウメイロモドキ

 

f:id:zoonimal:20210605010837j:plain

ユメウメイロ

 

f:id:zoonimal:20210605010842j:plain

タマカイ

 

f:id:zoonimal:20210605010847j:plain

ヒョウモンオトメエイ

 

f:id:zoonimal:20210605010737j:plain

ウシバナトビエイ

 

f:id:zoonimal:20210605010857j:plain

ヒメフエダイ

 

f:id:zoonimal:20210605010902j:plain

オオテンジクザメ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

水族館生まれの魚たち

 

 その名の通り水族館で誕生した魚たちが展示されています。

 クマノミの仲間が多く展示されていますが、水槽のお魚は一部定期的に入れ替えているようで行くたびに少しずつ変化しています。

 

f:id:zoonimal:20210606150237j:plain

カクレクマノミ

 

f:id:zoonimal:20210605012014j:plain

 

 こんな感じで展示されています。

 カクレクマノミ一色のインパクトは凄い。

 

f:id:zoonimal:20210605010817j:plain

セジロクマノミ

 

f:id:zoonimal:20210605010822j:plain

ハマクマノミ

 

 あんぽ柿に似てると思いません?

 

f:id:zoonimal:20210605010826j:plain

ハマクマノミ

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る

 

まとめ

 

f:id:zoonimal:20210605012137j:plain

お昼は房総の幸、ハマグリのドリア(1320円)

 

 以上、鴨川シーワールド現地レポートの前編をお届けしました!

 

 鴨シーといえばシャチを筆頭としたショーばかりに注目しがちかもしれませんが、お魚たちの展示もとても魅力的なのです。

 鴨川シーワールドについて少しでもわかってくださったりお魚たちに興味を持ってくださったら嬉しいです!

 

 後編ではショーの様子やアザラシなどの海獣、ペンギンなどの水鳥たちをお届けいたします!

 

 では、最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

オススメ記事

 

zoo-enjoy.com

 

zoo-enjoy.com

 

zoo-enjoy.com

 

zoo-enjoy.com

 

zoo-enjoy.com

 

↑目次へ戻る

↑トップへ戻る