こんにちは。
10月17日に鴨川シーワールドに行ってきたので、その時の様子をまとめました。
2か月ぶりの鴨シー。今月が開業50周年なので元々月末に行く予定だったのですが前日のお昼過ぎ、不意に「明日行こうかな?」と考えてしまい、勢いそのままに行っちゃいました。「肌寒くなってきた+雨=空いているのでは!?」を目論んだ私の計算ですが、果たして結果はどうだったのか……!?
8月に行った時の様子がこちらになります。
前回は寝不足による体調不良が酷くてすぐに帰っちゃったのですが、この日はすこぶる好調だったので色々回れたし写真もたくさん撮れました!
- いざ、入館!
- 鴨シーの目玉、シャチパフォーマンス!
- 見て聞いて楽しめる、ベルーガパフォーマンス
- シャチが見ながら食事ができる!オーシャンレストラン
- 海の世界の獣たち、ロッキーワールド
- 北極、南極が再現されたポーラーアドベンチャー
- 南国の海が再現されたトロピカルアイランド
- 水の一生がテーマのエコアクアローム
- クラゲライフ
- 感想、まとめ
いざ、入館!
バスを使って開館の9時前に到着しました。鴨シーにはいつも朝っぱらから行っています。
開館まで少し時間があったので並んで待ちました。ここ数日で一番の冷え込みの日だったのでいつもより厚着をしたつもりでしたが、雨風が肌に染みる寒さでした。
晴れていれば館内から綺麗な房総の海を眺めることもできます。でも、このときの写真もそこまでカラッとした天気じゃないですね……。
鴨シーの目玉、シャチパフォーマンス!
開始前の様子
まずはシャチから。現在は整理券を配っており1人1日1回のみの観覧となります。朝一だと初回の朝10時の整理券を渡されました。
着いて早々1時間待つ必要があるので、カメラやバッグを雨から守りながら忍耐。
シャチは水槽に沿って泳ぐことがあるので、追いかけっこをするお客さんもよく見ます。たまに水槽前のお客さんに興味を持って顔を近づけてくることもあります。あれ羨ましい……私は人に見られることが凄く苦手なので水槽前に降りることすらできません笑
人が集まりだすとシャチも興味津々。時折客席を覗くような動作もします。
トレーナーさん到着。手を振ってお出迎え。
おー、よしよしよしよし。
トレーナーさんはパフォーマンス開始前には必ずシャチとスキンシップを取ります。シャチとトレーナーさん同士のコミュニケーションも必見です。
パフォーマンス開始!
堪えながら待ち続けているとついにBGMが!いよいよパフォーマンスの始まりです。
2頭並んでジャンプ!
ダイナミックで画角に収められません。
これは「うがい」という技。口に含んだ海水を観覧席に吹きかけます。
近くでも。大迫力です。
バックビート。
背中から着水して大きな水しぶきを上げる美しい技です。
ルーピングキック。
空中で1回転して天井から吊るされているボールを尾びれで叩く大技です。
今回はあえてボールは写さず水面から飛び出す瞬間を捉えてみました。
リフティングバルーン。
シャチもトレーナーさんもバランス感覚抜群です。
スカイロケット。
写真を見返すたびに「こんなに高く飛んでいたのか……」と感心しちゃいます。
ラストの決めポーズ。
お見事~!
パフォーマンス終了後はなでなでしてシャチを労わります。今日も楽しませていただきました。
見て聞いて楽しめる、ベルーガパフォーマンス
続いては10時半からのベルーガへ。
ベルーガがいるマリンシアターは室内なのであったまりました。
来客のほとんどがシャチを見ていたことと同じ時間にアシカパフォーマンスがあったことからか、着いた時点ではまだまだ空いていました。
シャチやイルカのように派手なことをするのではなく、主にベルーガの声の能力を駆使したパフォーマンスです。
ベルーガの賢さを目の前で見ることができます。
まずはご丁寧に挨拶から。
ぽよんぽよん。
抜群の弾力。
ベルーガの食事方法。魚を吸うようにして食べます。
バブルリングも作ってくれます!圧倒的白飛び。
ベルーガのバブルリング。
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2020年7月2日
イルカって色々できて本当に凄いです!#鴨川シーワールド #ベルーガ #シロイルカ pic.twitter.com/jcd5fqPCdu
6月に動画で撮ったものもあるので良かったらこちらもどうぞ。
ベルーガがバブルリングを作る瞬間が見えますよ。
他にもエコーロケーションを使った目隠し障害物除けや天才ベルーガのナックくんによる声真似など写真では捉えられない見所が満載です。
この後は11時からマリンシアターで続けて行われた開業50周年特別レクチャーの「ウミガメの保護活動」を拝聴しました。
アカウミガメの保護に力を入れている鴨川シーワールドの活動内容について学ぶことができました。
シャチが見ながら食事ができる!オーシャンレストラン
11時半ごろ。ちょうどお腹も空いてきたころなのでレストランに向かいました。
写真は店を出てから撮ったので人が並んでますが、私が行ったときはすぐに入れました。
ここはシャチがいるオーシャンスタジアムの下にあり、なんとシャチを見ながら美味しい食事が取れるんです。
私は鴨シーに行くときは経費削減で何も食べないことが多いのですが、この日は50周年記念の美味しいステーキを食べたく来店。
あいにく水槽の近くは満席でしたが、寒すぎたのでなりふり構わず入っちゃいました。
写真や動画を撮ることは出来ませんでしたが、水槽から離れた席でもシャチをチラっと見えることもありとっても楽しかったです!
11時半からちょうどパフォーマンスの時間だったのでその様子も少しだけ見えました。パフォーマンスを下から見られるって新鮮ですよね。
さてさて、一息つきながらメニューを見ましょうかね……。
限定メニューは……んん?
た、高い……!
2000円だと思ってたら予想より600円高かった。
この600円にビビった私はステーキを諦めました。何やってんだ……笑
まぁ、ほぼほぼ行かないような場所だから私にとっては実質全メニュー限定みたいなもんということで……。
色々メニューはあったのですが、房総の幸を楽しんでみたかったのでこのページから。
頼んだものは……。
まぐろぶっかけ!1580円でした。
マグロ丼は月1くらいで食べるほどの大好物なので即決でした。
いや~、良いですねぇ……。
マグロに紛れて生トマトが置いてあるというトラップも仕掛けられてましたが、先に野菜系を平らげてからマグロ丼をいただきました。めちゃくちゃ美味しかったです。
昼食の後は12時半からのイルカパフォーマンスを見ましたが、寒さが強まりカメラどころではありませんでした。
でも、カメラを気にせずに見るのももちろん楽しいです。
当初はアシカパフォーマンスも見るつもりでしたが、寒さに耐えきれず残り時間は室内展示に絞ることにしました。
海の世界の獣たち、ロッキーワールド
ロッキーワールドとは太平洋の5つの海に分かれアシカやアザラシなどの海獣が展示されているエリアです。
この日は雨だったので地上からではなく地下のみを回りました。
アザラシ、アシカの海
ここでは文字通りアザラシやアシカたちが暮らしています。
地上ではゆったり寝ているアザラシや喧嘩しているアシカをよく見るのですが、水中では元気に泳いでいます。
のんびり泳ぐアザラシたち。
アシカ、泳ぐとき目を瞑りがち。
アシカとアザラシの日常#鴨川シーワールド pic.twitter.com/5MfeQNCOeC
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2020年10月22日
こちら今回のイチオシお気に入り動画。自由すぎるアザラシの泳ぎが見られます!
トドの海
トドが泳ぐ海。これだけ見るとアシカとあまり変わらないように見えるかもしれませんが、大きさが段違いです。
ビックリするくらい本当に大きいです……。
通過するトド。平和だなぁ……。
セイウチの海
ここでは巨体のセイウチが泳ぐ姿が間近で見られます。
びっしり生えたヒゲや写真では見づらいですが、立派なキバも近くで見られます。
イルカの海
イルカの海ではバンドウイルカとカマイルカが暮らしています。
地上では時折飼育員さんとトレーニングしている姿も見ることもできます。
自由気ままに泳ぐカマイルカ。
1頭が近くに寄って来てぼっちな私に構ってくれました。ありがたや……。
残り一つの海は「ペンギンの海」というフンボルトペンギンが暮らすエリアなのですが、こちら屋外展示のみなので今回は撮っておりません。
北極、南極が再現されたポーラーアドベンチャー
ロッキーワールド地下にはもう1つ、ポーラーアドベンチャーというエリアがあります。
ポーラーとは極という意味で、南極や北極近辺の環境が再現されたエリアとなっています。
ピリカの森
ここではアラスカの沿岸を再現された施設でエトピリカという海鳥が暮らしています。
エトピリカとはアイヌ語で美しい嘴という意味だそうで、その名の通り立派な黄色、オレンジの嘴の持ち主です。
飾り羽も美しい。
水中では魚たちも暮らしています。こちらはニジマスかな?
3種のペンギンたち
ここではオウサマペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギンの3種のペンギンが展示されています。
ちなみに南極で子育てするペンギンはコウテイペンギンとアデリーペンギンだけらしいです。
2匹並んでピシッとした姿勢。さながら水泳大会の直前のように見えます。
手前のジェンツーペンギンは換羽が始まっているようでボッサボサですね。
後ろでは飼育員さんが清掃中。
水中を泳ぐオウサマペンギン。
大きな身体で泳ぐ姿が雄大です。
自由すぎるオウサマペンギン戦隊。
ワモンアザラシ
ワモンアザラシはアザラシ、アシカの海でも暮らしているのですが、ポーラーアドベンチャーにはワモンアザラシ専用の水槽が用意されています。
南国の海が再現されたトロピカルアイランド
トロピカルアイランドでは魚がメインの展示となっている水槽が多数のエリアに分かれています。
色とりどりな魚が泳ぐ南国の海を感じることができる施設です。
ふれあいの浜
ふれあいの浜は浅瀬に棲む魚やヤドカリ、ヒトデたちが展示されています。
確かに触れそうなくらい近いところに展示されてますが、触ってる人見たことないので触れないのかな。
このナマコはアカミシキリかな?
改めて見ると本当に生きてるのか……というような見た目ですよね。
めちゃんこいたアオヒトデ。
「粘土で作ったみたい」や「アメリカで売ってるグミみたい」など他のお客さんからは散々な言われようでした笑
水槽内には私のイチオシのお魚、ヘコアユも。一列に並んでて可愛い。
エメラルドの入り江
エメラルドの入り江はほのかにエメラルド色にライトアップされてたり実際に砂浜が敷かれていたり再現度が高くまさに南国って感じがします。
セミホウボウ。ホウボウは高級魚のイメージが強いのですが、セミホウボウは特別美味しいわけではないらしいです。
そもそもホウボウですらないみたいです。
君の名は?
エメラルドの入り江は数え切れないくらいたくさんの種類の魚がいて全てを把握するのは難しかったです……。
載せる意味あんのかってくらい全く写ってないのですが、見れて嬉しかったので載せちゃいます。
ツクシトビウオというトビウオなんです。
テレビで初めてトビウオが飛んでるところを見て以来トビウオが好きになっちゃったんです。
40mくらい飛べることを知ってビックリでした。
ヤッコエイ。
背中の斑点が綺麗で可愛いです。
アカウミガメの子ども。
水槽の中にウミガメがいたらテンションが上がっちゃうタイプです。
2人がかりでホンソメワケベラにお掃除されるお魚。
サンゴ礁の庭
ここではリーフエッジと呼ばれる外海に面したサンゴ礁の縁を再現したエリアです。
ここでも色とりどりな魚と出会うことができます。
ここはさらに名前がわからない魚がたくさん……。
まだら模様を見ていると肌がぞわぞわしちゃいます。
近くにいたから撮ってみたは良いものの……。
こちらはイヌザメですね。
ネコザメがいればイヌザメもいる……。
エラがエアコンとか空気清浄機の送風口に似ていると感じたのですが……伝わりますかね笑
ツノダシ。
見た目が特徴的だしニモにも登場しているので、知っている方は多そうですね。
幻想の岩場
外海に面したサンゴ礁の急斜面にある洞窟で暮らす生き物が展示されています。
みんな大好きチンアナゴたち。
イセエビ。好き!でも多分食べたことない!
無限の海
無限の海は館内一の大きさを誇る水槽です。
写真映えするので水槽をバッグにセルフィする団体がたくさん。
ぼっちが写真を撮っていると「なんだてめぇ」という目で見られている気がしてならないので邪魔にならない端っこでパシャリ。
同じぼっちのミノカサゴがいました。友達にならないかい?
ヒョウモンオトメエイ。
ヒョウ柄の模様がどこか幾何学的に感じます。
バァ。
エイの後をついて泳ぐウメイロモドキ。
併泳しているのかたまたまルートが一緒だったのかはわかりませんが、一緒に泳ぐ姿が可愛かったです。
水族館生まれの魚たち
トロピカルアイランドの最終エリア。
ここでは水族館で生まれたクマノミなどの魚やサメの幼魚を見ることができます。
このクマノミの名前はわからなかったのですが……。
こちらのクマノミに似てませんか?
ハマクマノミというのですが、このクマノミの幼魚なんじゃないかと勝手に思っています。
イヌザメの赤ちゃん。
先ほど成体の写真を載せましたが、子どもの頃は模様が全然違いますね。
全然動いてないのにピント合わないのはなぜ……笑
ルリスズメダイの幼魚……だった気がします。
鮮やかな瑠璃色が綺麗です。
バンガイ・カーディナルフィッシュ。
マンジュウイシモチに似ているなと思ったら、やっぱりどちらもデンジクダイの仲間でした。
前回のレポでも出てきたサザナミヤッコの幼魚。この日も元気そうでした。
水の一生がテーマのエコアクアローム
エコアクアロームは水の一生がテーマになっており、川の源流から海まで繋がるまでの環境が再現されています。
海は千葉の外房がモチーフとなっているため美味しそうな魚がたくさんいました。
日本の海エリアってどこの水族館も美味しそうですよね……。
私は思い切り逆走したことと時間が無かったことで色々滅茶苦茶な順番になってるかもしれませんがご了承ください……!
イシガキフグ。
めっちゃ見下された……。
ホシエイのアルビノ。
白色はひときわ目立ちます。
ドチザメ。
最大150cmのサメで食用にはされないものの東京湾にもいるかなり身近なサメみたいです。
名前がわからない魚たち。3枚目はタイっぽいけど……。
赤くて大きいだけでタイと思ってしまいたくなる。
こちらはわかりました。タカノハダイです。
最初はわからなかったのですが、模様が特徴的なので画像でネット検索かけてみたら判明しました。
ネットの海も偉大だ……。
ゴンズイ玉。
見た目のインパクトが強いので見たことや聞いたことはあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
うひゃあああ。
ゴンズイは猛毒の棘を持つことでも知られる魚ですが、味は美味しいらしいです。
毒がある魚なのに食べようと思った人の好奇心は凄いですね。
イトマキヒトデ。
定番のヒトデってイメージがあります。野生でヒトデ見たことないんですけどね。
タコ。
ぐるぐるに巻き付けた腕の間から目だけ出して外の様子を伺い中。
ムラサキウニ。
高校のころ生物の授業でウニを使った何らかの実験をしたことがあるのですが、想像以上に 活発に棘を動かしていたことが印象強く残ってます。
あと、口が結構グロテスクで怖いんですよね……笑
クラゲライフ
ラストはクラゲがたくさん飼育されているクラゲライフで癒されて〆ましょう。
人気の割には館内でも随一の狭さを誇るエリアなので密対策はもちろん、水槽の前を占拠してしまうのもご法度です。
クラゲ代表、ミズクラゲ。
どの水族館でも一つの水槽でたくさん暮らしているので、見栄えが良いですよね。
海で大量発生のニュースを見るとうわぁってなっちゃいますが笑
今回はこんなドアップでも撮影。
よく見ると模様があって幻想的です。
パープルストライプトジェリー。
ピンク色でふんわりした口椀が可愛いです。
サムクラゲ。
英名では目玉焼きクラゲなんてつけられてますが……その理由は一目瞭然ですね。
口椀はさながらスクランブルエッグ。
もっとわちゃわちゃしたクラゲ、アメリカヤナギクラゲ。
隣にいた他のお客さんが「アメリカらしい色」って言ってましたが、どういうことだったんだろう笑
アカクラゲ。めっちゃ絡まってます。
意外と自然にほどけるようですが、どうしてもほどけない時は飼育員さんがほぐしてあげるそうです。
タコクラゲ。
丸みを帯びたちっちゃな身体でふわふわ泳いでいる姿は必見です。
ギヤマンクラゲ。
ガラス細工のように嫌いな見た目をしていることが名前の由来とされる美しいクラゲです。
アマクサクラゲ。熊本の天草でよく確認されることからその名がついたそうです。
一見普通のクラゲに見えますが、小さい割に強力な毒を持つ夏の強敵です。
ラストはアンドンクラゲです。名前通り行燈のような四角いカサが特徴。アマクサクラゲよりも名が知れているんじゃないかと思います。
こちらも小さい割に強力な毒を持っているクラゲで電気クラゲと例えられるくらいの痛みが走るそうです。刺されたくない……。
感想、まとめ
この日の滞在時間は9時~15時の約6時間。
これだけ長い時間いても全て回れず、ラスト急ぎ足になってしまいました。アシカパフォーマンスは諦めたしシャチパフォーマンスも1回しか見れないというのに……鴨川シーワールド、恐るべし。
動物パフォーマンスがどれも1回15分~20分ほどなのですが、先に席取りしていないと見えづらい席になったり座れなかったりするので、その分で時間を取られちゃうというのもありますね。
そして……とにかく寒かった!笑
屋根がついているので大丈夫なんじゃないかと思ってましたが、ダメでしたね。
若干薄着だったというのも寒さに拍車をかけてしまいました。
雨降っても来客はそんなに減った感じしなかったし、やっぱり鴨川シーワールドは天気の良い日が一番!と感じました。
でも、そのおかげで室内展示もいつも以上に楽しめたので、結果オーライです。
開業50周年の月に行くことができて良かったです!
では、本日のレポは以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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