こんにちは。
6月3日に富山県の富山市ファミリーパークに行ってきたので、その時の様子をレポートとしてまとめました。
富山県、初上陸してきました〜!
富山市ファミリーパークは動物だけでなく自然あふれる里山も見どころです。
実際に足を運んで撮影した約160枚の写真を通して、その魅力をお伝えできたらと思います!
いざ、入園!
富山駅からバスで約30分、13時頃に到着しました。
素晴らしい青空です。
前日から大雨が続いており当日の朝の東京も酷い雨でずっと心配だったので、本当に良かったです。
一般料金500円払っていざ、入園!
顔ハメ看板が攻めすぎている笑
フラミンゴ、キリン、シマウマ、トラ
ファミリーパークのウェルカムアニマルはチリーフラミンゴでした。
二本脚で寝ている姿を初めて見ました……!
塩水やアルカリ性の湖といった特殊な環境に生息しています。
続いてはアミメキリンです。
高台があってアミメキリンと目線を近付けられるのが良いですね。
しかし、距離が遠かったし全然こっち向かなかった……。
キリンの隣にはグレビーシマウマもいらしてました。
こちらはアムールトラの展示場です。
寝ておられました。
ちょっと目が合う。
16時のご飯の時間に期待していたのですが、園内で迷って16時までに戻ってこれませんでした笑
バードピア
2022年の9月にできてばかりの新施設、バードピアです。
バード+ユートピアが由来ということで、熱帯の色々な鳥が展示されていました。
お外にはルリコンゴウインコがいました。
左の子はそっぽ向いちゃってます。
凛々しい~。
館内は3つに区分されており、それぞれ生息地がざっくりと分けられていました。
1番手前の展示場は南米の鳥たちです。
真ん中はアフリカの鳥……と言っても展示されているのはヨウムだけです。
しかしながら、ヨウムを常設展示されている動物園は意外と少ないようで、展示場で暮らす姿を見るのはここが初めてでした。
ヨウムは人間の5歳児に相当する知能を持っていると言われており、他の動物園ではお喋りをしたり人間の仕草を真似たりしている子もいます。
じっくり姿を見るのも初めてだったので、尾羽が赤いのも初めて知りました。
差し色がオシャで良いですね。
なんとヨウムだけでも5羽もいます。
過去に別の動物園でのバードショーやテレビなどで知能の高い様子を見てからずっと気になっていた鳥なので、こうして観察することができて良かったです!
最後の展示場では東南アジアの鳥たちが暮らしています。
新施設ということもあり楽しみにしていた場所の1つでしたが、初めて見る希少な鳥も多く念願のヨウムの観察もバッチリできて良かったです!
ペンギン、リスザル、カピバラ
こちらはフンボルトペンギンの展示場です。
暑い日にスイスイ泳いでいる姿を見ると羨ましくなりますね……。
表に出ているのは一羽だけで、他の子はお家に佇んでいました。
こちらはリスザルの展示場です。
左手前に飛び出した檻の先にはエサ箱があり、より間近で見られる工夫が施されていました。
ぷにぷにしてそうな手はまるで人間の赤ちゃんみたいですね。
お隣には人気者のカピバラがいます。
砂がひんやりするのか、べったりと身体を付けていました。
帰り際にもう一度通りかかったら3匹に増えて活発に動いてました。
やはり動物を見るなら涼しい時間帯が一番ですね。
道中には野生のムササビを観察できるという木がありました。
巣箱の中にはカメラも設置されており、リアルタイムで映像を見ることもできました。
野生のムササビ、一度見てみたいです……!
日本産動物
こちらは日本の小中サイズの動物が集まったエリアです。
手前に写っているのはニホンリスの展示場で、上の通路を通じて奥の展示場と行き来できるようになっていました。
ちょこまかと動いて大変でしたが、奇跡的に餌を食べる姿を収められました。
こちらはキツネ、アナグマ、タヌキがいます。
あと写真を撮れなかった子が一種いましたが何だったか忘れちゃいました……ハクビシンだったかなぁ……。
日本産の落ち着いた色合い好きです。
郷土動物館
こちらの郷土動物館は富山にフィーチャーした生き物が集まった屋内施設です。
ここでは川魚も展示されています。
ブレブレですやん……。
こちらはミシシッピアカミミガメとクサガメの異国交流展示場です。
ミシシッピアカミミガメは言わずもがな日本を代表する外来種ですが、実はクサガメも江戸から明治時代にかけて朝鮮半島から日本に持ち込まれていたと言われている外来種です。
こちらは夜行性動物の展示場です。
トウホクとついていますが東北地方だけでなく本州の日本海側にも分布しています。
カワウソ、ニホンザル、ツキノワグマ
ユーラシアカワウソの展示場です。
アクリル板で囲まれた広々とした水槽ですが……。
通路の中で寝ておられました。
富山は既に絶滅したニホンカワウソが身近な存在だったようで掲示板で詳しく解説されていました。
緑に囲まれた道を進んでいきます。
暑い季節には厳しい道のりです……。
辿り着いたのはお馴染みのサル山、ニホンザルが展示されています。
富山の子たちはソロ活が上手なのか、あまり群れていませんでしたね。
こちらはニホンツキノワグマです。
ちょうど直前までご飯タイムのイベントをやっていたみたいで、人が集まっていました。
ちなみにさっきのニホンザルもご飯タイムの直後だったので、間が悪かったですね笑
見切れクマ~。
今回のレポ、いつも以上に撮れ高がなくて焦っております笑
シカ、ニワトリ、バイソン
ツキノワグマの向かい側にはホンシュウジカが暮らしています。
6月の頭は角の生え変わり始める時期なので、まだまだ短かったです。
こちらは鶏舎で色々な品種のニワトリが見られます。
メカクレでカッコいいです。
ニワトリも個性豊かで面白いですね。
緑に囲まれた過酷な階段を上っていきます。
辿り着いたのはアメリカバイソンの展示場です。
堂々と日向に佇んでいるけど暑くないのかな。
シンリンオオカミ
私が一番に楽しみにしていた場所、シンリンオオカミの展示場にやってきました。
メスのノンノが単独で暮らしてます。
最初来たときは外から見えないところで爆睡していたのでどうなることかと焦りましたが、少し時間を置いたら動き出していて無事に写真も撮れました。
11歳とオオカミとしては老齢に当たるため、毛並みなどからも老化を感じます。
年をとっても顔が良い。
元々はオスのシートンと暮らしていましたが、4月に死亡してしまいました。
富山に行きたいと考えたのは2月頃でその時からシートンにも会えることを楽しみにしていたので、生きている姿を見ることができず本当に残念でした。
ノンノの撮影を楽しんだ後はこちらのイベントに参加しました。
エサやり体験です!
オオカミにエサやりができる機会だなんてそうそう無いので、このイベントを心待ちにしていました。
かつてこのイベントに千葉から大人1人でエサやりしに来た人なんて私以外にいたのでしょうか笑
動画全然撮れてませんでしたが、ノンノにお肉をあげました!
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2023年6月25日
一生に一度だったかもしれない、オオカミへの餌やりが出来て嬉しかったです☺️ pic.twitter.com/j92Tiq24aE
右手にお肉、左手にカメラでの撮影はさすがに難しかった……。
ライチョウ、カモシカ、レッサーパンダ
こちらは富山にも生息している特別天然記念物、ニホンライチョウの展示場です。
人工繫殖にも力を入れており、私が訪ねた直後の6月20日にヒナが孵化したようです。
こちらがオスで繁殖期になると目の上の赤い肉冠が目立つようになります。
まるで風船のような丸っこさです。
こちらがメスです。
ライチョウはサルやキツネ、カラスなど本来高山に生息していなかった動物が侵入してくるようになったこと等が原因で数を減らしており、現在積極的に保護活動が行われています。
何でも登山者がゴミをを放置したことがそれらの動物が生息するようになった原因の一つだとか……不法投棄、ダメ絶対。
続いては同じく特別天然記念物に指定されているニホンカモシカです。
遠いところにいらしてました。
こちらの子はやけに近い。
そして、怖い。
お馴染みの人気動物、レッサーパンダの展示場です。
どこの動物園で見ても変わらない可愛さです。
笹食べてるところを見るとつい連写してしまいますが、大体いつも写り微妙なんですよね~笑
ワオキツネザル、鳥類
再びライチョウの展示場が見えました。
スバールバルライチョウはノルウェーに生息しているライチョウです。
巣箱からひょっこり顔を覗かせていました。
お隣はワオキツネザルの展示場です。
あぐらをかいてまったり。
ワオキツネザルの隣には鳥類が続きます。
2羽のオオワシが鎮座しておられました。
隣は水鳥エリアで複数の鳥たちが混合展示されていました。
池の中を見たり上から見下ろすこともできます。
なかなかユニークな内装をしていました。
里山生態園、ヤマネコ
いよいよ終盤、里山生態園にやってきました。
さっきの鳥エリアから妙に距離が離れてて少し大変でした……。
こちらではその名の通り、里山で暮らす動物が集められています。
タヌキは寝ていたのでお顔を見ることはできませんでした。
ポスターだけでも楽しみました。
かつては中に入ることができたのか、飼育員専用通路なのか、こちらの扉は封鎖されていました。
こちらのホンシュウジカは内側の通路を通らずとも間近で見ることができました。
毛の生え変わりの季節で少し毛羽立っています。
対して、かなり遠くにいたのがカモシカです!
肉眼では存在を確認するので精いっぱいなくらい遠いところにいました。
里山生態園を離れ、最後のヤマネコエリアにやってきました。
こちらでは2種のヤマネコが飼育されています。
こちらはツシマヤマネコです。
その名の通り、長崎県の対馬にのみ生息しています。
現在の野生での生息数は推定100頭程と、日本で最も絶滅の恐れがある動物の一種にあげられています。
対して、こちらはアムールヤマネコです。
寒いところに生息しているからか、ツシマヤマネコよりも身体が大きくずんぐりむっくりしています。
あと、こっちの方がよりふてぶてしさを感じます笑
ヤマネコ口の先は北口ゲートに繋がっているようです。
北口からヤマネコ口までの間は無料エリアのようで、入園料を払わずとも遊園地や乗馬広場を楽しめるみたいです。
里山エリア
概ね一周することができたので、東口ゲートまで戻ります。
長い道のりだ……。
ショートカットも兼ねて自然あふれる小路を通ります。
富山市ファミリーパークは動物園だけでなく里山と一体化してムササビや野鳥の他に四季折々の自然を楽しむことができるのが特徴です。
自然を楽しめる動物園は多くありますが、富山市ファミリーパークはレベルが違うと感じました……!
自分が動物園にいるのを忘れてしまいそうになります。
小さな沢を歩いていると何やら水の中から生き物の気配が……!
そっと物音を立てずカメラを構え……パシャリ!
これは……特定外来生物、ウシガエル!!
食欲旺盛で在来種を食べてしまうことが問題視されている外来種です。
複雑な気持ち……笑
でも、野生のウシガエルを見るのは初めてでした。これも大事な経験ですね。
まとめ
以上、富山市ファミリーパークの現地レポートの紹介でした。
最初のフラミンゴやキリンなどのエリアは普通の動物園って感じだったので、先に進むにつれどんどん緑が増えていったのが面白かったですね。
帰り道に寄った里山エリアは「本当に動物園なのか……!」というほど大自然で……おかげで迷ってしまいあまりショートカットになりませんでした笑
郷土動物館や里山生態園など、身近な動物にフィーチャーしたエリアが多かったと感じました。
ユーラシアカワウソやシンリンオオカミもかつて日本に生息していたニホンカワウソやニホンオオカミを連想させます。
個人的にやらかしてしまったのはプレーリードッグの親子展示を見逃してしまったことです……!
楽しみにしていたのに園に着くころにはすっかりど忘れ……スルーしてしまいがちな子ども動物園エリアに展示されていたことも災いしてしまいました……。
遠い場所の動物園だともう2度と行く機会がない可能性もあるので、やはり妥協してはいけないという教訓を得ました笑
では、今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
オススメ記事