こんにちは。
7月9日に鹿児島県の鹿児島市平川動物公園に行ってきたので、その時の様子をまとめました。
4月末に産まれたシンリンオオカミの赤ちゃんの公開が始まったということで、空を超えて行って参りました!
前日の大雨による交通規制で到着が大幅に遅れてしまうというハプニングがありましたが、可能な限り見て回ったのでぜひご覧いただけますと嬉しいです。
- いざ、入園!
- シマウマ、キリン、ダチョウ、フラミンゴ
- エジプトガン、カバ
- クロヒョウ、ライオン
- シンリンオオカミ
- ヤブイヌ、ホワイトタイガー
- フライングケージ
- チンパンジー
- カリフォルニアアシカ
- マレーグマ、ツキノワグマ、エゾヒグマ
- リスのもり
- ペンギン、アライグマ、プレーリードッグ、ミーアキャット
- インドクジャク
- マントヒヒ、バーバリーシープ、ビントロング
- コアラ館
- コクチョウ、エミュー、カンガルー
- ルリカケス、タヌキ、キツネ
- チョウゲンボウ、トビ
- トキイロコンドル、アフリカハゲコウ
- は虫類・夜行性動物館
- ゾウガメ、ヤマアラシ
- リスザル、ナマケモノ、マーラ
- ラマ、フラミンゴ、シカ、キツネザル
- シンリンオオカミ
- まとめ
いざ、入園!
鹿児島中央駅から指宿枕崎線で約25分、五位野駅で降りました。
本来12時頃に到着のはずがこの時既に14時。
正直、諦めることも視野に入れていたので到着できたことに何よりホッとしました。
黄色のペイントが目立つ列車でした。
小さな無人駅でした。
旅行に行くといつもドキドキするSuicaの使用可否なのですが、ここでは使うことができました!感謝!!
グーグルマップの思し召しのまま進んでいきます。
気温も高くキツい道のりでしたが、動物園のためならエンヤコラ。
駅から約20分。
もう不自然なくらいそびえ立つ観覧車が見えてきました。
ついに……ついに到着です!
家を出てから約9時間半、長い長い道のりでした……!
休んでいる暇はありません。
入園料500円払って、めくるめく平川動物公園の世界へレッツゴー!
シマウマ、キリン、ダチョウ、フラミンゴ
園に入るといきなり足湯がありました。
空港にもありましたし、桜島のある鹿児島らしいですね。
手湯もありました。
温泉の奥にはアフリカの草原が広がります。
モヤがかかって隠れてしまっていますが、桜島も眺望できる絶景です。
ここでは複数の草食動物たちが混合展示されていました。
チャップマンシマウマ。
ダチョウ。
オスのダチョウは黒い羽を持っています。
メスは茶色い羽をしています。
マサイキリン。
動物園でよく見るのはアミメキリンで、このマサイキリンは日本で8頭しかいない貴重な種です。
ベニイロフラミンゴかな。
大型のフラミンゴですが、ダチョウと比べると小ぶりに見えちゃいますね。
エジプトガン、カバ
こちらでは2頭のカバが飼育されていました。
冷たいプールに冷たいスプリンクラー、ひんやりして良いですね。
ひっそりとエジプトガンも同居していました。
クロヒョウ、ライオン
ここからはイヌ科・ネコ科の肉食獣ゾーンです。
こちらはクロヒョウの展示場です。
クロヒョウという種がいるのではなく、黒変種という黒色に変わった個体のことを便宜上そう呼んでいるのです。
こちらはライオンです。
凄い姿勢で寝ておられる……。
シンリンオオカミ
お待ちかねのシンリンオオカミです!
ここのために9時間半かけてやってきました!
わー!本当にいる!!
まずはお母さんのミナから。
真っ白な毛が美しいです。
お父さんのショウです。
灰色カラーがカッコイイです。
そして、5頭の赤ちゃんです!
か、可愛い……!!
既に名前も付けられていました。
ヨモギとカエデ以外の特徴がざっくりしすぎて見分け方が難しい……!
ここからは出し惜しみせず50枚大放出します!(たくさん見せたくて写真選べなかった笑)
素敵なオオカミ一家をぜひご覧ください!
この景色を見られて最高に幸せでした……!
ヤブイヌ、ホワイトタイガー
オオカミを堪能できたところで次へ進みます。
可能な限り見て回りたいですからね……!
ヤブイヌです。
あまりイヌに見えませんが、立派なイヌ科です。
今回初めて気付きましたがヤブイヌって口が広くて大きいですね。
小さくて可愛らしいですが、獲物の骨まで嚙み砕くほどのパワーを持っています。
こちらはホワイトタイガーの展示場です。
かっこいい~。
闊歩が様になりますね。
今回は見られませんでしたが、通常の色をしているベルという女の子も飼育されていますよ。
フライングケージ
フライングケージでは大型の展示場の中に入って鳥たちを間近で観察することができます。
夏は特に草木が生い茂っているので生き物を見つけるのも一苦労でした。
ショウジョウトキ。
赤色で目立つので真っ先に見つけられました。
アネハヅル。
冬になると稀に日本にもやって来るツルです。
シュバシコウ。
コウノトリの近縁種です。
チンパンジー
フライングケージの裏側にはチンパンジーの展示場がありました。
2頭のチンパンジーが日陰に佇んでました。
穏やかに生きています。
カリフォルニアアシカ
もはや道路のような道を進みます。
カリフォルニアアシカの展示場に着きました。
プールの水深が浅い……!
生後2か月弱の赤ちゃん、ミコがいました。
溺れないための手段なのでしょうか。
きちんとお世話されてました。
マレーグマ、ツキノワグマ、エゾヒグマ
続いてはクマゾーンです。
マレーグマは世界最小のクマです。
細くて手足が長いので、まるで着ぐるみに人が入っているかのようです。
こちらはニホンツキノワグマの展示場です。
おっとりした顔をしてはります。
最後はエゾヒグマです。
日本最大の陸上生物です。
ホッキョクグマの展示場もありましたが、今はもう誰もいませんでした。
メスのカナという子がずっといたようですが、2020年の10月に旅立ったみたいです。
2年近く経った今もずっと残されていることからもとても愛されていたことが伝わりますね。
こんなパネルも。
背比べができるのは面白いですね。
リスのもり
短い橋を渡って進みます。
リスのもりなる建物に着きました。
反対側にはふれあいランドがありましたが、時間が無い為やむなく断念……。
中はフライングケージのように放し飼いの生き物を見られるようになっていました。
シマリスやアヒルなどが暮らしているですが、何一つとて見つけられませんでした……!!
こちらの巣箱にムササビが暮らしているようです。
夜行性でめったに人前に出ないようなので、見られたらラッキーですね。
ペンギン、アライグマ、プレーリードッグ、ミーアキャット
リスの森を抜けると可愛らしい動物たちがいました。
まずはフンボルトペンギンから。
圧倒的集団。
中には喧嘩している子たちもいましたね。
さて、こちらには誰がいらっしゃるのでしょうか。
これは……アライグマです!
休み方が独特過ぎます笑
こちらはプレーリードッグの展示場です。
溶けてた。
暑いだろうに一緒に寝そべるだなんて仲良しですね。
お隣にはミーアキャットがいました。
こちらも溶けておられました。
それでも見張り役は責務を果たします。
インドクジャク
こちらはインドゾウの展示場でした。
表には出ておらず、もう探しに行く時間も無かったので諦めました。悔しい……!
ここにも足湯がありました。
暑い夏のせいか誰もいませんでしたが、寒い時期だと足を温めながら休憩できて良いですね。
こちらはシロクジャクです。
シロクジャクはインドクジャクの白変種です。
クロヒョウやホワイトタイガーと同じく、シロクジャクという種がいるわけではありません。
通常の色をしたインドクジャクもいました。
マントヒヒ、バーバリーシープ、ビントロング
こちらはサルの仲間であるマントヒヒとヒツジの仲間であるバーバリーシープが混合展示されています。
凄い組み合わせでビックリしました。
大人のオスのマントヒヒは、マントのような白いタテガミが生えるのが特徴です。
ヤギの特徴も持つバーバリーシープ。
マントヒヒとは生息域や環境が近いということで混合展示されているようです。
こちらはビントロングの展示場です。
名前だけではさっぱり想像が付かないと思いますが、ジャコウネコの仲間です。ネコではありません。
スヤスヤと寝ておられました。
良い夢でも見ているのかな?
コアラ館
続いては目玉の1つ、コアラ館です。
平川動物公園には何と18匹ものコアラがいるようです。
この数はもちろん日本一です。
一日20時間寝ていると言われるコアラですが、ずっと寝続けているわけではないので意外と起きているところを見られます。
飼育員さんが撮った親バカ写真展が開催されていました。
この写真は飼育員さんならでは……!こんなのずるじゃん……!!
イベント広場もありました。
コアラの展示場と言えば先ほどのようにガラス張りが基本なのですが、ここには日本唯一のウォークスルー式展示場があり、より間近でコアラを感じることができます。
主人公の前に立ちはだかる敵キャラ感。
コクチョウ、エミュー、カンガルー
コアラ館を抜けた後もオーストラリアゾーン、ウォークスルー式展示場が続きます。
コクチョウ。
ハクチョウがいればコクチョウもいます。
距離界だいぶ近めなエミュー。
宝石のような瞳をしています。
お隣にはお馴染みのカンガルーもいました。
こちらはオオカンガルーです。
圧倒的リラックス。
こちらはアカカンガルー。
まだ子どもだったのか、小さくて可愛らしいです。
ルリカケス、タヌキ、キツネ
続いては鹿児島の生き物たちです。
ルリカケスは奄美大島、加計呂麻島、請島にのみ生息するカラスの仲間で鹿児島県の県鳥に指定されています。
上野動物園と平川動物公園の2園にしかいないので飼育下でも見られるのは貴重です。
こちらはホンドタヌキです。
す、凄い数です……!
タヌキは実はカッコいいのです。
こちらはホンドギツネです。
撮ってくださいと言わんばかりに目の前にやってきてくれました!
水を飲むシーンも見られました(見切れ)
上手く撮れませんでしたが、イノシシもいました。
チョウゲンボウ、トビ
こちらはチョウゲンボウの展示場です。
日本全国で見られるハヤブサの仲間です。
毛皮が付いたままの肉を食べていました。
トンビの名で知られるタカの仲間、トビです。
私は海岸にいるイメージが強いのですが、森林などにも生息しています。
トキイロコンドル、アフリカハゲコウ
こちらはトキイロコンドルの展示場です。
昨年、東山動植物園で飼育されていた世界最高齢とみられる推定60歳のトキさんが亡くなったことで、こちらのサラが日本で唯一の存在となりました。
そのサラも約50年前にやってきたようなので、かなりのお歳だと思います。
まだまだ元気いっぱいな様子だったので、これからも健やかに過ごしてほしいですね。
お隣にはアフリカハゲコウがいました。
アフリカハゲコウはコウノトリの仲間ですが、コンドルと同じように頭部に羽が生えていません。
は虫類・夜行性動物館
続いては室内展示場のは虫類・夜行性動物館です。
ワニやカメ、ヘビなどが展示されています。
夜行性動物としてはテンやコウモリがいたのですが、さすがに暗すぎたので撮影は断念しました。
ゾウガメ、ヤマアラシ
屋外にもゾウガメが展示されていました。
アルダブラゾウガメ。
250年生きた記録もあるという超ご長寿動物です。
こちらはアフリカタテガミヤマアラシの展示場です。
トゲトゲな見た目が強いですが、顔はなかなかキュートです。
リスザル、ナマケモノ、マーラ
全く季節ではない花しょうぶ園を通り過ぎます。
もう既に16時を過ぎてしまい、いるかどうかもわからない展示場です(16時になると多くの動物がバックヤードに帰ってしまうみたいです)
リスザルはみることができました。
もう映り具合とかなりふり構っていられません!
こちらはナマケモノの展示場です。
顔だけひょっこり出ていました。
室内だけでなく外にも出られるようになっていました。
こちらはカピバラと同じテンジクネズミ科の仲間、マーラです。
座っているのでわかりづらいですが、長い四肢を持ち軽やかに走り回っていました。
ラマ、フラミンゴ、シカ、キツネザル
こちらはラマの展示場です。
大昔に家畜化され、アンデス山では大切な存在となっています。
こちらではチリーフラミンゴが暮らしています。
南米に生息し、塩分濃度が高い塩湖という特殊な環境で暮らしています。
ニホンジカの亜種、ハナジカです。
日本ではなく台湾に生息していました。
既に野生絶滅している種で、現存するのは飼育下のみのようです。
フクロテナガザルの展示場。
ワオキツネザルの展示場。
どちらも姿は見えませんでしたが、立派な展示場に感動しました。
ちなみにフクロテナガザルとワオキツネザルは16時以降も見られる動物だったようですが……実はどこかに隠れていたのかな。
色んなサルの仲間が集まったサル舎です。
かろうじてエリマキキツネザルだけ撮れました。
レッサーパンダの展示場。
こちらも残念ながら間に合いませんでした。
シンリンオオカミ
16時40分。
シンリンオオカミも16時に見られなくなってしまうのでもういないかと思いきや、一家そろってお昼寝モードに入っていました!
最後にみんなの寝姿を見られて眼福でした!
まとめ
以上、平川動物公園の現地レポートの紹介でした。
まさか2時間以上の遅延が発生するとは思いませんでしたが、閉園の17時までたっぷり楽しませていただきました。
念願のオオカミを見られたときは感動もひとしおでした。
アフリカの草原ゾーン、帰りにはモヤが薄くなって桜島が良く見えました。
代わりに動物がバックヤードに回収されたことでカラスがはびこる事態に笑
何とか園内を一周することはできましたが、ゆっくり回ることはできず見られなかった動物もたくさんいたのでちょっと消化不良なところがあるのも事実です。
成長したオオカミをまた見に行きたいですし、いつかリベンジを果たしたいです……!
では、今回はここまでになります。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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