こんにちは。
5月1日に新潟市水族館 マリンピア日本海に遊びに行ってきたので、その時の様子をまとめました。
こちらは後編になります。
後編では、暖かい海に暮らす生き物に、信濃川の生き物、イルカなどの海獣などのエリアを載せています。
前編では日本海大水槽などの様子を載せています。
ぜひこちらも併せてご覧ください!
暖流の旅
黒潮と対馬海流の流れに沿った環境で暮らす生き物が展示されています。
東シナ海
東シナ海の暖かいサンゴ礁に暮らす生き物たちが暮らしています。
キラキラした世界は、見ているだけで心に癒しを与えてくれますね。
ドロップオフ
ドロップオフとは、海の中で崖状になっている地形のことです。
海流に乗って大きな魚やエイ、サメなどがやってくる場所です。
日本海での捕獲は2例しかなく、大変珍しいようです。
この個体は2019年10月に新潟で採集され、日本海での北限分布を記録したとのことです。
サンゴ礁
東シナ海でのサンゴ礁と比べると落ち着いた色合いです。
一緒に展示されている魚たちも派手さは抑えられていますね。
海底洞窟
海底の薄暗い洞窟にはエビやウツボなどの夜行性の動物がひっそりと身を潜めています。
トカラ列島の海~能登半島
小規模の水槽が並び、色々な海の生き物が展示されていました。
数が多いので一緒くたにしてまとめちゃってます。
対馬海峡を越えて
新潟へ続く海流になり、いよいよ美味しそうな魚が増えてきました。
黒潮洗う太平洋岸
トカラ海峡から太平洋側に入った暖流に暮らす生き物が展示されていました。
日本海固有水
日本海の水深約300m以深にある0~1℃の冷たい海水の塊です。
表面を流れる対馬海流と交わることがないため、日本海のみで独立して存在していると考えられているようです。
謎のヒトデ。
凄い見た目をしています。
こちらの水槽では、人口育成されたアカムツが大量に暮らしています。
どこのエリアを再現している水槽かわからなかったのですが、展示されている生き物を見るに日本海大水槽の規模を小さくした感じですかね。
大西洋
最後の水槽ではいよいよ海外に進出しました。
大きくて迫力のある魚が展示されています。
目は見えていないかもしれませんが、しっかりと泳いでいました。
マリンピアホール
暖流の旅エリアを出た後のホールには、筒状の水槽に展示されているクラゲが見られます。
信濃川
日本最大の川、信濃川に棲んでいてる生き物が展示されています。
下流から上流の流れに沿っており、一番手前は新潟市内にある河口域から始まります。
企画展でも展示されていた外来種のタナゴです。
希少な在来種だけでなく、外来種も展示することで信濃川をリアルに再現されていますね。
オイカワは日本の魚というイメージですが、元々は新潟では生息していなかった国内外来種のようです。
海外から持ち込まれた生き物だけが外来種ではありませんので、勉強せずに在来種か否か全てを把握するのは難しいですね。
先ほどのモツゴも本来は関東以西の本州と四国が生息地のようですが、現在では日本全国で見られるようになっています。
体験・学習ゾーン
ここではタッチプールや博物館のような骨格標本を見ることができます。
コロナウイルス対策としてタッチプールを利用することはできませんでした。
こちらではイルカやウミガメなどの骨格標本を見ることができました。
生きてる姿を見るだけではわからない違いなども学べます。
恒常展示以外にも色々な解説や体験イベントを毎日行っているようです。
水辺の小動物
こちらではビーバーなどの哺乳類やウミガラスが展示されています。
アメリカビーバーの水槽です。
残念ながら泳いでいる姿は見られませんでした。
巣穴にいました。
ギリギリ渾身の一枚……これが限界でした笑
続いてユーラシアカワウソです。
右上で寝ているの見えますか?
ちょうど良いタイミングで動き出しました。
木にすりすりして身体を乾かしていたようですね。
バイカルアザラシ。
淡水に生息する珍しいアザラシで、日本の水族館でも多くは展示されていません。
なんだこの黒い塊は……!
こちらでは2021年4月から展示が始まったウミガラスが暮らしています。
ウミガラスはここ以外では福島県のアクアマリンふくしまと東京都の葛西臨海水族園でしか飼育されていない珍しい生き物です。
一見するとペンギンに見間違えられることも多いのですが、チドリ目ウミスズメ科に分類され、潜水も飛行も得意な鳥です。
ドルフィンスタジアム(屋内)
イルカの室内展示場です。
ホームページを見る限りだと、冬季にこちらでショーを行っているみたいですね。
2頭のカマイルカが展示されていましたが、そのうちのイッチが妊娠中です。
マリンピア日本海はイルカの出産が優秀で、今年の出産も成功すれば4年連続の誕生になります。
この子がイッチなのかな?
一番下の2021年生まれの仔イルカは、私が行った一週間前にサチという名前が付けられました。
ペンギン海岸
イルカや水辺の小動物エリアから少し離れているので、外を歩いて向かいます。
マリンピア日本海ではフンボルトペンギンが飼育されています。
陸側のエリアも広々としていて見やすくなっています。
向こう側が気になるご様子。
マリンサファリ
こちらでは鰭脚類であるアザラシ、アシカ、トドを見ることができます。
アザラシの血統図を確認することができました。
アザラシの毛を触ることができます。
このような形で触れるのは面白くて良いですね。
マリンサファリは2階から見ることもできます。
屋根が付いているので雨でもあまり濡れることはありませんでした。
すぽっ。
隣のトドエリアでイベントの準備が始まったので、気になっているようです。
トドの給餌解説が始まりました。
お、大きい……!
給餌解説は飼育員さんがトドに餌を与えながら体のつくりや生態について解説するイベントです。
こちらはメス。
先ほどのオス程ではありませんが、やはり大きいですね。
こんな大きな生き物に直接餌を与えられるなんて、飼育員さんって凄いですね。
解説終了後はアシカ・アザラシの健康チェックが始まりました。
イベントでは無いので解説などはありませんでしたが、見どころは満載でした。
餌を与えるだけでなく歯磨きなどの健康チェックも見られたのはなかなか良い体験でした。
にいがたフィールド
新潟市の淡水域の自然環境を再現したエリアです。
雨だからか、人が少なくて快適でした。
水族館で田んぼを見るのは、今は無き油壷マリンパーク以来ですね。意外とあるものなのでしょうか。
ここでは実際に田植えなどの体験ができるイベントも開催されているようです。
ここではホトケドジョウやキタノメダカ、クサガメなどが生息し、色々な野鳥もやってくるようです。
雨で水面を見るのも難しく何も見つけられませんでしたが、真剣に探したらきっとたくさんの生き物と出会えるかもしれませんね。
ドルフィンスタジアム(屋外)
最後はお楽しみのイルカショーです。
始まるまでの間にのどぐろドッグ(700円)を頂きました。
タルタルソースたっぷりで美味しかったです。
ショーが始まる前からカマイルカがアクティブにステージに上ったり下りたりを繰り返していました。
この小ささと元気さからして昨年生まれたサチちゃんでしょうか。
ハンドウイルカのこの子はここがお気に入りなのか、ずっと陣取っていました。
シートをぺろん。
お仲間も「何でそこにいるの?」とでも言っているのかな。
一緒に上っちゃいました。
そしてこの図である。
マリンピア日本海のイルカは活きが良いですね!
ピチピチ元気🐬💦#マリンピア日本海 (2022.5)#ハンドウイルカ #カマイルカ pic.twitter.com/2bFrIZ51K0
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2022年5月16日
元気な様子はぜひ動画でも!
ショーだけでなくイルカの生態の解説も交えられていました。
素敵な時間を過ごさせていただきました!
まとめ
以上、マリンピア日本海現地レポート、後編の紹介でした。
日本の海でも知らない生き物だらけでドキドキしました!
知っている生き物でも実際に生きている姿を見るとワクワクしてしまいます。
目玉の1つであるイルカも元気が良く、ショーの前後も見ていて飽きませんでした。
お腹の中にいる子も元気に生まれてくると良いですね。
新潟旅行の様子はこちらの記事にまとめているので、併せてご覧いただけますと嬉しいです!
では、今回はここまでになります。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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