こんにちは。
10月23日に千葉県の千葉市動物公園に遊びに行ってきたので、そのときの様子をまとめました。
ちょうど3ヶ月ぶりの千葉市動物公園になります。
あの時は夏が猛威を振るっていて人も動物もバテバテでしたが、秋の涼しいこの日は活発な姿を見ることができました。
元気いっぱいの動物たちをたくさん撮りましたので、ぜひお楽しみください!
前編ではモンキーゾーン、子ども動物園、小動物ゾーンの様子を、後編では平原ゾーン、動物科学館、鳥類・水系ゾーンの様子をお届けいたします。
いざ、入園!
この日は素晴らしい秋晴れでした。
いつもは朝から行くのですが、この日はついダラダラしてしまい午後からの入園になってしまいました笑
見慣れた景色。
真正面にあるのが動物科学館ですが、まずは左に曲がった先にあるモンキーゾーンから楽しみました。
モンキーゾーン
モンキーゾーンには千葉市動物公園の顔であるニシゴリラをはじめ、世界中のサルの仲間を見ることができます。
この日は残念ながらニシゴリラは見えづらいところにいたので写真はなしです。
ジェフロイクモザル、クロシロエリマキキツネザル
中米からパナマに生息するサル、ジェフロイクモザル。
床でエサをもぐもぐ。
日差しが暖かそうです。
マダガスカルの固有種、クロシロエリマキキツネザル。
パンダカラーがチャーミングです。
鋭い牙が見え隠れ。
突然仲間同士で大きな鳴き声を発するのでかなりビックリします。
クロシロエリマキキツネザルが鳴くときは、警戒や縄張りの主張のためと言われています。
檻に近づいたりカメラを向けると鳴きがちな気がしてましたが、勘違いでもなかったかも……。
ブラッザグェノン、パタスザル、ワオキツネザル
泳ぎが得意なサル、ブラッザグェノン。
9月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いています。
千葉市動物公園でブラッザグェノンの赤ちゃんが誕生するのは31年ぶりだと言います。
おめでたいですね~!
地上性で走るのが得意なサル、パタスザル。
お野菜をもぐもぐ。
見ていたら食べるのをやめてしまいました。
食べてるところを人に見られると緊張して喉通らなくなっちゃいますよね。
ワオキツネザル。
キツネザルの仲間はほぼ全種がマダガスカルの固有種です。
キツネザルの仲間は原猿類と呼ばれる原始的な霊長類に分類されます。
体温調節の機能が十分に発達していないので、寒い時期はよく日向ぼっこをしたり、展示場に設置されたヒーターで暖を取る姿が見られます。
2匹は仲良し。
仲間で身を寄せ合って暖め合うのも見どころですね。
フクロテナガザル、ニホンザル
サル島ではフクロテナガザルが展示されています。
ウンテイを使ったアクロバティックなフクロテナガザルが見どころです。
ワイルドなポーズ。
名前の通り、大きなのど袋が特徴です。
大きな鳴き声はモノレールの駅に降り立った時から聞こえるくらい響き渡ります。
サル山にはお馴染みのニホンザルが暮らしています。
ゆっくりおやすみ。
育児にちょっぴり疲れちゃった?
おんぶで移動。
サル山の家族が本当に微笑ましいです。
子ども動物園
子ども動物園には身近な存在である家畜動物やペンギンやカピバラなどの人気者が揃っているゾーンです。
ヒツジ、ヤギ、ガチョウ
コリデール種のヒツジ。
冬になればもっともふもふな姿を拝めるはずです。
シバヤギ。
日本在来種の小型の家畜ヤギです。
現在は交配による雑種化が進み、純血種はいないと言われています。
ガチョウ。
ハイイロガンを改良したのがヨーロッパガチョウで、サカツラガンを改良したのがシナガチョウと呼ばれています。
シナガチョウにはくちばしの根元にコブがあるようなので、こちらはヨーロッパガチョウですね。
乱入するシバヤギ。
ガチョウはちょっと嫌そう……笑
フンボルトペンギン
フンボルトペンギン。
真正面顔、いただきました。
ペルーからチリの太平洋沖の温暖な地域に暮らしています。
日本の気候とマッチしていることもあって、国内の多くの動物園・水族館で見ることができます。
すいすい。
羽毛は脂でコーティングされているので、水を弾くことができます。
陸ではペンギン同士がバチバチしておりました。
お互い睨み合ったり鳴き合ったり。
フンボルトペンギンは秋と春が繁殖期なので、ピリピリムードもこの時期ならではかもしれませんね。
最後はフリッパーによる武力行使で追い払い。
おずおずと巣穴に帰っていきます。
これで一安心。
と、思いきや……。
再び出てきてまた睨み合い。
これが延々と繰り返されていました笑
可愛いだけじゃない、力強い一面を見ることができました。
野性の一面が見れた感じ。#千葉市動物公園 (2020.10)#フンボルトペンギン pic.twitter.com/AR2OW3psE3
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2021年10月27日
動画も撮りました。
ツイート内の年を間違えていると重たいレンズ故に画面ぐらぐらなのはご愛嬌……笑
時間を置いてもう一度見に行ったら、掃除のためにプールの水が全部抜かれていました。
底を見たのは初めてでしたが、こうしてみると結構深いですね。
カピバラ、ロバ、ウマ、プレーリードッグ
のんびりした雰囲気が人気なカピバラ。
草をむしゃむしゃ。
足に水かきを持ち5分も潜水できると言われていますが、実は走るのも得意で時速50kmもの速度を出せると言われています。
マイペースに見えて実はスポーツ万能なんです。
ロバ。
家畜としてはウマよりも歴史が深いと言われており、小型ながらとても力持ちで辛抱強い性質です。
ドウサンバ種のウマ。
寒さに強く、雪の中で荷物を運ぶのに利用されていたようです。
オグロプレーリードッグ。
今日もまんまるです。
草をむしゃむしゃ。
コンゴウインコ、リクガメ
ヒワコンゴウインコ。
2羽はつがいでいつも仲良しな姿が見られます。
気持ち良い~。
ベニコンゴウインコ。
2番目に体が大きなインコです。
緑、青色に変わる鮮やかなグラデーションが美しいです。
ルリコンゴウインコ。
良い天気故の圧倒的明暗差。
コンゴウインコが鮮やかなのは、薄暗い熱帯雨林でも仲間を見分けたり繫殖相手を見つけやすいためと言われています。
もちろん敵にも見つかりやすいというデメリットもありますが、それよりもメリットの方が大きかったみたいですね。
室内のちょっと見えづらいところで展示されているペア。
こちらも仲良しです。
スミレコンゴウインコ。
先ほどベニコンゴウインコが2番目と書きましたが、1番がこの種です。
アカコンゴウインコ。
色合いはベニコンゴウインコととっても似ています、
黄色、青とベニコンゴウインコとは羽の色が違いますね。
ケヅメリクガメ。
身体が大きいと水を飲むのも一苦労ですね。
アルダブラゾウガメ。
まるで怪獣みたいな顔です。
ウサギ
ネザーランドドワーフ。
千葉市動物公園にウサギもいるのはもちろん知ってましたが、この日に初めて見ることができました。
非公開だったわけでもないので、たまたまタイミングが合わなかっただけなのか単純に見逃していただけなのか……笑
一から十まで可愛いです。
日本白色種。
ジャンボうさぎと呼ばれる大きな身体が特徴です。
ネザーランドドワーフや日本白色種のようなペットとしても飼育されるカイウサギは、ウサギの一種であるアナウサギを改良した家畜です。
小動物ゾーン
ここではレッサーパンダやコツメカワウソ、アカハナグマ、アメリカビーバーが飼育されています。
レッサーパンダ、コツメカワウソ
シセンレッサーパンダ。
こちらは四角い顔が特徴的なライムくんです。
笹をたいへん美味しそうに食べています。
本来は中国の高山に棲む動物なので、寒い時期の方が夏よりも元気な姿を見ることができますよ。
コツメカワウソ。
広々とした展示場で動き回る姿を楽しめます。
埼玉県の智光山公園子ども動物園から昨年やってきたイチとココロです。
仲良しな姿が素敵でしたが、私が行った2週間語にイチが死亡しました。
その3週間前の10月3日には同じく智光山公園子ども動物園からやってきたコロンも死亡しています。
今は原因調査が進められているのか、コツメカワウソの展示場は一時非公開になっているみたいです。
アカハナグマ、アメリカビーバー
南米に生息するアライグマの仲間、アカハナグマ。
この子は短い尻尾が特徴的なメスのミミですね。
アカハナグマとは鼻が赤いクマではなく、身体が赤っぽいハナグマという意味です。
長い鼻はくぼみに突っ込んでエサを探したり、スコップのように土を掘るのに役立っています。
アメリカビーバー。
プールで泳ぐ姿や木をかじる姿を観察できます。
プールに置いた葉っぱをむしゃむしゃと美味しそうに食べています。
この時期は落ち葉食べ放題ですね。
木をかじる姿も。
ビーバーらしい一面ですね。
まとめ
以上、千葉市動物公園現地レポート、前編の紹介でした。
7月に行った時とは打って変わって、元気な姿や食欲の秋の姿をたくさん見ることができました。
特に縄張り争いするペンギンも初めて見れてラッキーでした!
写真には収められなかったものの、プールに落ちた枝を集めて巣作りする様子も見られたので、今後が気になりますね。
後編では動物科学館、鳥類・水系ゾーンの様子をお届けいたしますので、ぜひそちらもご覧ください!
では、最後まで読んでくださりありがとうございました!
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