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【レポ#20】大人だって楽しめる!埼玉県こども動物自然公園現地レポート(2021/1/13)【後編】

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 こんにちは。

 

 1月13日埼玉県こども動物自然公園に遊びに行ってきました!

 こちらは後編(東園)になります。

 

zoo-enjoy.com

 

 前編(西園)はこちらからどうぞ!

 

 東園にはオーストラリアの動物が多く暮らし、コアラやクオッカワラビーを見ることができます。

 珍しくて可愛い動物の写真たちをぜひお楽しみください!

 

www.parks.or.jp

 

目次

  

コアラ

 

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 まずはコアラから。

 埼玉県こども動物自然公園では何と10頭ものコアラが飼育されています(2021年1月時点)

 

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 この写真だけでもあちらこちらに3頭のコアラが写ってますよ。

 

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 すやぁ……。

 

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 寝顔が天使すぎる……!

 

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 こちらでもすやぁ……。

 

 コアラは他の動物が食べない有毒のユーカリを主食にする生き方を選んだので、その解毒のためにほぼ一日中寝ています。

 

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 非常に愛らしい動物ですが、生態は決して可愛いだけではありません。

 木をガッシリ掴むために鋭い爪を、極力動かずに済ませるため猛獣のような声で縄張りをアピールします。

 

 見た目によらない生態がまた魅力的ですね。

 

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ナマケモノ、シマオイワワラビー

 

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 コアラ舎の屋外ではナマケモノやワラビーなどが展示されています。

 コアラの屋外展示エリアもあったのですが、この日は出されていなかったようです。

 

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 フタユビナマケモノ。

 窓の陰で前衛的な模様になられております。

 

 

 ナマケモノは決して怠けているわけではありませんが……これはどうでしょう笑

 

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 シマオイワワラビー。

 小さいカンガルーです。

 

 なんでそんな端っこにいるの?というくらい、みんな隅にいました。 すみっコぐらしかな。

 

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アカカンガルー

 

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  ここからはシマオイワワラビー以外のカンガルーたちが多く暮らすエリアです。

 クオッカワラビーもこの奥にいます。

 

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 アカカンガルーコーナーは仕切りが一切なく、放し飼いをされています。

 こんなことができるのは来園者のマナーが良くてカンガルーも安心しているからだそうです。

 

 マナーを守れば楽しい動物園も実現できますね。

 

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 落ち葉に埋もれている姿が冬らしくて情緒的。

 

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 あんなにゴロゴロしていたのに飼育員さんが通りかかったらすっと立ち上がりました。

 あまりにも美しい姿勢……。

 

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クオッカワラビー

 

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 いよいよお待ちかねのクオッカワラビー!

 埼玉県こども動物自然公園の開園40周年を記念してオーストラリアからはるばるやってきました。

 

 終日みられるわけではなく公開時間が決まっており、この日は13時30分~15時30分の2時間のみでした。

 今後展示時間に変更が生じる可能性も高いので、行く前にチェックしておきましょう。

 

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 クオッカワラビーは先ほどお見せしたシマオイワワラビーと同じ小型のカンガルーです。

 カンガルーは大きさによって名称が異なり、カンガルー>ワラルー>ワラビーの順で変化します。

 

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 口角が笑っているように見えるのが特徴のクオッカワラビー。

 その表情から「世界一幸せな動物」と呼ばれています。

 

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 確かにこれは人気が出る可愛さだ……!

 

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  元々は西オーストラリアに広く分布していましたが、外来種や土地開発が原因で数を急速に減らしています。 

 

 ICUN(国際自然保護連合)による絶滅の恐れのある野生生物のリスト「レッドリスト」にもジャイアントパンダと並ぶ危急種(VU)に指定されているのがクオッカワラビーの現状です。

 

 可愛いばかりに注目しがちになりそうですが、そういった現状を知るのも動物園の醍醐味ですよ!

 

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ワライカワセミ、ガマグチヨタカ

 

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 クオッカワラビーを抜けた先にはワライカワセミとガマグチヨタガが展示されています。

 こちらはワライカワセミです。

 

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 笑っているような特徴的な鳴き声が名前の由来になっています。

 

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 カワセミのケージはもう一つありました。

 

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 ピッタリ身を寄せ合ってる姿がとても可愛らしかったです!

 

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 こちらはオーストラリアガマグチヨタカ。

 

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 普段はふっくらしていますが、いざという時には身体を細く伸ばして木の枝に擬態する能力を持っています。

 

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 落ち葉可愛い。

 

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オウム、インコ

 

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 広場の近くにはオーストラリア区に棲むインコたちが暮らしています。

 

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 コキサカオウム。

 スンバ島に暮らすアジアのオウムです。

 

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 お馴染みのオカメインコ。

 インコとついていますが、オカメインコはインコ科ではなくオウム科です。

 違いは色々あるようですが、冠羽が生えているかどうかが一番わかりやすい見分け方ですね。

 

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 こちらもお馴染み、セキセイインコ。

 

 こちらはインコ科に分類されるれっきとしたインコです。

 インコはオウムと比べてサイズが小さかったりお喋りが得意な傾向があるようです。

 

 

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 近くには公園もあります。

 コバトン推しが強い。

 

 東園にはアスレチックコースもあり、けっこうアグレッシブに遊ぶことができます。

 

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カピバラ

 

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 こちらではカピバラと放し飼いされたベネットアカクビワラビーを見ることができます。

 

 そして、埼玉県こども動物自然公園の冬の風物詩と言えば……!

 

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 カピバラ温泉!

 

 ゆず風呂を楽しむカピバラを見ることができる極上の癒し空間です。

 

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 こちらはお一人様専用の桶風呂。

 

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 ここは現実か……?

 

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ベネットアカクビワラビー

 

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 広場にはベネットアカクビワラビーもいます。

 究極の放し飼い、ここに極まりし。

 

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 シマオイワワラビーやクオッカワラビーと同じワラビーに分類されていますが、そのワラビーの中でも大型の種になります。

 

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  ある程度距離を保つことはもちろん大切ですが、全然逃げないので写真の撮りやすさはぶっちぎりです。

 こうしてワラビーが安心しきっているのも来園客が節度を守れているからかもしれないですね。

 

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シカとカモシカの谷

 

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白飛びは太陽からの恵み

 

 最後はこちら、コバトンロード。

 このロードの中にシカとカモシカの谷という展示場があります。

 

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 こちらが展示場。

 もはや展示場の域を超えて谷そのものです。

 

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 標識が雰囲気出ていて良いですね。

 

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 カモシカはわかりやすいところにいました。

 

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 日に照らされて真っ白な顔が可愛いです。

 この後すぐに奥の茂みに隠れてしまい、どこにいるのかわからなくなってしまいました。

 

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 シカの展示場には面白いものがありました。

 こちらはシカが暮らす展示場。

 

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 一方、すぐ隣にはシカが暮らしていないエリアがありました。

 

 これはシカが暮らす場所とそうでない場所の比較となっております。

 そのままにしているとシカが全て食べつくしてしまうため、新しい草木が生えてくるような対策を色々施しているようです。

 

 シカの食欲、恐るべし……。

 

 ちなみにコバトンロードからシカを見ることはできませんでした。

 隠れ上手だなぁ……と思ってロードの外側に回ってみると……。

 

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 おった!

 外側からは谷のてっぺんを見ることができ、またオスとメスを分けた別のエリアになっていました。

 

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 こちらではメスのホンシュウジカが暮らしています。

 

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 顔が良い。

 

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 仕切りの奥からはオスのシカが見えました。

 隠れ上手かと思いきや、死角になるくらい高いところに登っていただけでしたね。

 

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 隣のカモシカも同じような作りになっていました。

 

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 ふわっふわな毛並みが綺麗で可愛い!

 

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まとめ

 

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迷子になりそうな時のシンボル

 

 以上、埼玉県こども動物自然公園の東園の様子をご紹介させていただきました!

 

 ホームページには「所要時間6時間」と書いてありましたが、私は休憩なし体験イベントなしで3時間ほどで退園できました。

 

 色々中止や改修工事はありましたが、プーズーやクオッカワラビーなどの他では見られない動物、この時期にしか見られないカピバラ温泉を見ることができてたいへん癒されました!

 皆さんも世の中が色々と落ち着きましたら、ぜひ会いに行ってみてください!

 

 

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