こんにちは。
10月29日と30日に秋田県の大森山動物園に行ってきたので、その時の様子をまとめました。
4月に誕生したユキヒョウの赤ちゃんの公開が始まったので、千葉から空を飛んで行ってきました!
今回は2日連続で行ってきたので、それぞれの様子を記事にまとめました。
ユキヒョウの赤ちゃんが載っているのは1日目だけですが、2日目の方が内容が充実しているので、両日ともご覧いただけたら嬉しいです!
1日目
1日目はレンタカーを借りて行ってきました!
この後に同じ秋田県内にある男鹿水族館GAOにも行ってきたので、やむを得ず車を運転しました……(私は運転が嫌いなんです笑)
男鹿水族館もレポにしますのでぜひお楽しみに!
この時期の秋田は天気が悪くなりやすいとのことなのでドキドキでしたが、よく晴れていて良かったです。
大人料金730円払って、めくるめく大森山動物園の世界へレッツゴー!
ユキヒョウ(アサヒ親子)
ユキヒョウはアサヒとヒカリの母子の展示か父のリヒトの展示か当日にならなければ分かりませんでした。
もし両日とも親子が見られなかったらどうしようとドキドキでしたが、無事に見られて良かったです。
カメラガチ勢の方もいらっしゃいましたが、混雑というほどでは無かったことにも救われました。
ただ、私のカメラやレンズが他の方と比べて小さすぎてちょっと恥ずかしかったです笑
こちらが生後6か月のヒカリちゃんです!
か、可愛すぎる……!
生後半年も経つと角度によっては大人っぽさも出てきますね。
大森山動物園でユキヒョウの赤ちゃんが誕生するのは22年ぶりとのことです。
国内のユキヒョウは18頭しかいないため、ヒカリちゃんの誕生は非常に貴重で喜ばしいですね。
ユキヒョウの展示場は2階からガラス越しに見渡すこともできます。
お母さんであるアサヒが上からヒカリちゃんを見守っていました。
10歳にして初産は国内最高齢ということで、大変頑張ってくれました。
上から見てたら目が合っちゃいました。
木の枝を咥えてワイルドにキメています。
構ってほしくて猫パンチ!
…………。
無視!!
何度振り払われても果敢に挑むヒカリちゃんが健気です。
これは己の尻尾を追いかけるヒカリちゃん。
自分の尻尾を追いかけちゃうヒカリちゃん。
— キロ🐾 (@kr_tanulf) 2022年12月10日
まさに子猫だ……🐱#大森山動物園 (2022.10.29)#ユキヒョウ pic.twitter.com/6yPDCXJpVr
動画でもその可愛い姿を収めました。
ラストは何かを目撃した様子のヒカリちゃん。
表情に出るタイプのようです。
短い時間でしたが、元気いっぱいなヒカリちゃんを見られて本当に嬉しかったです!
ホッキョクオオカミ
ユキヒョウのお隣にいるのがホッキョクオオカミです。
ホッキョクオオカミもユキヒョウと同じくらい楽しみにしていました!
3匹のホッキョクオオカミが飼育されており、この時はオスのムーンくんが展示されていました。
慈善家からの寄付により導入されたとのことです。
そんな経緯で動物がやってくるだなんてビックリです。
ムーンくんは好奇心旺盛な性格とのことで、よくこちら側を観察しているようでした。
おかげで写真が撮りやすい!笑
まさかホッキョクオオカミがこんなに可愛い顔をしているとは思いませんでした……!
ちなみにホッキョクオオカミを日本で見られるのはここと栃木県の那須どうぶつ王国のみです。
どちらも雪が降る場所なので、冬景色の時期にも見に行ってみたいですね。
嬉しいことにムーンくんとの自撮り2ショットに成功しました!
かぼちゃの奥の私は必死のあまり目が眼開きになってしまい、あまり人に見せたくない顔なのが残念です笑
アムールトラ
1日目最後はアムールトラを見てきました。
メスのカサンドラちゃんです。
2019年には4つ仔を出産しましたが全員他の動物園に移動したため、今は1頭でのんびり過ごしています。
ちなみに、そのうちの1頭である和(なごみ)ちゃんは去年の長野旅行でお会いしてました!
他の兄弟は那須どうぶつ王国、天王寺動物園、いしかわ動物園に移動しました。
タイムリミットギリギリでしたが、サービスショット満点なカサンドラちゃんでした!
男鹿水族館に向かうため、1日目はこれにてドロン!
タイムリミット1時間という厳しい制限でしたが、最高のひとときを過ごせました。
2日目
Oh……めっちゃ雨……。
2日目は秋田駅からバスに乗って行ってきました。
バスを降りる際に100円引きのクーポンを運転手さんから頂きました。
割引料金630円払って再び出発です!
プレーリードッグ、ヤマアラシ、ツル
まずは入園ゲートから一番近かったプレーリードッグから。
ただ、やはり雨が降っていたので誰も外に出ていませんでした。
室内展示場からは見ることができました。
床に散らばった藁を集めてせっせと一か所に敷き詰めていました。
お向かいにはヤマアラシがいました。
おわかりでしょうか、このつぶらな瞳が。
屋外展示場はこんな感じ。
大人名なら上から手を伸ばせば届いてしまいそうなので注意喚起されています。
雨は1時間ほどで止んだので、帰り際にもう一度覗いてみたら外に出ていました。
道なりに進むとツルと出会えます。
タンチョウ。
マナヅル。
毎度のことながら、ツルってコメントが難しい……笑
コウノトリ、カワウソ、フラミンゴ
ネットで一部見えづらくなっていますが、こちらはコウノトリエリアです。
一本脚で立つのはフラミンゴだけではありません。
大人気コツメカワウソエリアです。
アクリル越し+雨というカメラ初心者泣かせなシチュエーションだったので、この1枚が限界でした……。
フラミンゴのケージはチリーフラミンゴとヨーロッパフラミンゴが混合展示されています。
カメラを雨から守るためのレンズフードが写りこんだせいで盗撮してる感が出てしまいました……笑
ちなみに手前の大きいのがヨーロッパフラミンゴ、奥の小さいのがチリーフラミンゴです。
カピバラ、ペンギン、レッサーパンダ
カピバラの展示場です。
ここでも冬になるとカピバラ温泉をやっているみたいですね。
ボーっとしている姿に癒されますね~。
こちらはペンギンの展示場です。
鳥インフルエンザ対策で野鳥が入ってこないようにネットがかけられていました。
中に入ること自体はできたようですが、ちょっと日和ってやめてしまいました(超絶陰キャムーブ)
外からでも辛うじて見れました!
こちらはレッサーパンダの屋外展示場です。
地面も遊具もあるので色々な高度や角度から楽しむことができる作りですね。
お外に出ていたのは小百合ちゃん。
11月2日に北海道の円山動物園にお引越ししました。
前日の29日には送る会が行われたようで、思い出の写真がたくさん並べられていました。
また、小百合ちゃんの右のかんたくんも11月10日に福井県の鯖江市西山動物園に移動し、一番左のゆりちゃんに至ってはこの日に急死してしまいました。
レッサーパンダ舎で一気に色々なことが起こり、ファンの方は気持ちの整理をするのに大変だったのではないかと思います。
キョン、ラクダ
こちらはキョンの展示場です。
キョンはシカの仲間です。
初めて見ましたが、けっこう小さいのですね。
「八丈島のきょん」で名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
千葉では今はなき行川アイランドから逃げ出したというキョンが繁殖して問題になってます。
オスは角だけでなく牙も生えているのが特徴です。
こちらはフタコブラクダです。
ホッキョクオオカミと同じように、慈善家からの寄付金で購入したようです。
お金があればこんなことができちゃうんですね……!
リス、イワシャコ
こちらはリスのケージです。
広いので見つけるのは少し大変そうです。
飼育員さんがここにくるみを入れることで、運が良ければ目の前まで取りに来てくれるという面白い工夫が施されていました。
くるみは上の方まで持ち帰ってから食べることが多いみたいですね。
私は箱の上で見つけました。
こちらの子は地面に生えた草をせっせと集めています。
それを巣まで持ち帰ります。どうやら冬支度をしているみたいです。
この時期ならではの姿を見ることができました。
こちらはイワシャコのケージです。
イワシャコはキジの仲間です。
丸っこいフォルムとは裏腹にキリッとした目付きと鋭い嘴がカッコイイです。
さるっこの森
ここでは中南米系のサルの仲間が展示されています。
この謎の物体がある展示場は……!?
ボリビアリスザルでした。
あの物体の使い方はなんだったかな……。
大人になっても小さいのが特徴です。
こちらも小型のサル、コモンマーモセットです。
全力で頬張りにかかります。
お口にいっぱいついてる……!
屋内展示場があるので中から見ることもできます。
やっぱり食べてた。
こちらはノドジロオマキザルの展示場です。
初めて見る動物です。
フサオマキザルは時々見ますが、こちらはその名の通り喉や顔周りが白っぽいですね。
何だその表情は。
表情豊かなお猿さんですね。
タヌキ、ミーアキャット
こちらはタヌキの展示場です。
ちょうど小屋から顔を覗かせてくれました!
慌てて撮ったので白飛びしちゃいましたが、それでも消えないこの顔の良さ。
2匹仲良く暮らしていました。
すぐに顔を引っ込めて出てこなくなっちゃったので、顔を見ることができて運が良かったです。
こちらはミーアキャットの展示場です。
前面ガラス張りのユニークな作りをしています。
周囲の見渡しも良いことでしょう。
こちらはアメリカビーバーの展示場です。
すみっこですやすや。
ガラスの目の前にお家がありました。
ちらっ。
こちらはカリフォルニアアシカの展示場です。
顔を出す瞬間をかろうじて激写!
こちらの子は壁にもたれて昼寝していました。
すやぁ。
カンガルー、トナカイ
カンガルーの展示場は中に入って間近で見ることができます。
みんな綺麗にそろって餌を食べています。
!?
や、殺られる……!
(もちろん、カンガルーを刺激しなければ襲われることはありません!)
こちらはトナカイの展示場です。
綺麗な角をしています。
水を飲む姿に生命を感じます。
毎年生え変わる角が展示されていました。
インコ、マーコール
ガラス+檻越しで見づらくなっていましたが、こちらには様々なインコが展示されていました。
オオバタン。
足を器用に使います、
キバタン。
えらいところに止まっています。
メレブちゃんなるアカコンゴウインコの小部屋がありました。
窓を開けると見られるみたいなので、早速開けてみました。
うん、近い。
めっちゃ覗いてきました。
こちらはマーコールの展示場です。
ネジネジした角が特徴的なヤギの仲間です。
可愛いちびっ子もいました。
お母さんと一緒です。
ニホンザル、ライオン
定番のサル山ももちろんありました。
大小様々です。
無人のエサの販売所がありました。
100円でサルに餌やり体験ができます。
私はやりませんでしたが、手軽に体験することができて良いですね。
お向かいは肉食獣が集まる「王者の森ゾーン」になっています。
すやすやなライオンさん。
無防備な肉球も撮らせていただきました。
ホッキョクオオカミ、ユキヒョウ
ホッキョクオオカミは1日目と違う個体が展示されていました。
ルーシーとニッキーの姉妹です。
2匹は仲良くピッタリくっついて行動していました。
オオカミは仲間とわちゃわちゃしているところが醍醐味ですね!
ユキヒョウは親子ではなく父親のリヒトの単独展示でした。
めちゃ寛いでる。
オオカミとユキヒョウも1日目と入れ替わってて大変お得でした!
キリン、ゾウ
続いては定番動物のキリンです。
まだ2歳な育ち盛りのケイタくんです。
スラッとした立ち姿が美しいです。
ゾウは外に出ていなかったのでお部屋へ向かいます。
アフリカゾウのリリーちゃん。
後ろ姿だけ拝ませていただきました。
ゾウの糞を使って作られた堆肥が売られていました。
まさか排泄物を利用してしまうだなんてやりますね!
チンパンジーの森、天空の楽猿
こちらはチンパンジーの展示場です。
森という感じでは無いですね。
4頭のうち2頭見つけられました。
チンパンジーって意外と見つけると難しいんですよね。
サル舎である天空の楽猿。
2021年にできたばかりのピカピカ新築です。
正面から見るとこんな感じです。
天空と付いているだけあって1階からも2階からも見られる屋外展示場が特徴です。
こちらはワオキツネザルです。
高い場所なのに細い脚場でこの余裕……さすがです。
地上から見るとこんな感じです。
独特な色遣いが特徴的なブラッザグェノン。
こちらはアビシニアコロブスです。
もちろん室内にも入れます。
休憩所なのかワークショップ等の会場も兼ねているのか、イスとテーブルも用意されていました。
こちらはフクロテナガザルの展示場です。
昨年生まれたばかりの赤ちゃん、天くんがいました。
こちらはエリマキキツネザルです。
白黒のパンダ模様が可愛らしいです。
住んでいるのはサルだけではありませんでした。
ホオアカトキです。
コンドルのように頭部に羽が生えていないのが特徴です。
こちらはグリーンイグアナです。
何と「ただ今脱皮中!」という文字が!
脱皮中なのは手前の子かな。
確かにパリパリと剝がせそう……。
隣にはボアコンストリクターというヘビの抜け殻が飾られていました。
1か月に1階の頻度とは、けっこう短スパンで脱皮するんですね。
まとめ
以上、大森山動物園の現地レポートの紹介でした。
ユキヒョウもホッキョクオオカミも無事に見られて、秋田まで行った甲斐がありました!
日本海側で雨の心配もありましたが、2日も1時間ほどで青空に変わって良かったです。。
帰る頃には晴れ晴れとしていました。
バスの待ち時間の間にヒカリちゃん誕生記念のユキヒョウサンデーを頂きました。
サイドに肉球のチョコがあってとってもラブリーな仕上がりでした。
ユキヒョウやオオカミ以外にも町中に位置するローカル動物園とは思えないくらい充実感がありました。
このようなボードが各展示場の前に置いてあるので、動物のどこを見れば良いかわかるようになっているのも素敵な工夫だと思いました。
秋田は11月になるとより天気が悪くなり、12月になると大森山動物園が冬季休園に入ってしまうので、良いタイミングで行くことができました。
1月からは土日祝日限定で開園しているそうなので、ご興味ある方はぜひホームページを覗いてみてください!
では、今回はここまでになります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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