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【クイズ#1】生き物クイズ~そっくりさんを見分けてみよう編~

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 こんにちは。

 今回は動物園、水族館で見られる生き物にまつわるクイズを出していきます!

 テーマは「似ている生き物」。見た目がそっくりな生き物の写真を並べていきます。果たしてどっちがどっちか見分けられますでしょうか?違いがわかれば動物園、水族館がもっと楽しくなること間違いなしです!

 問題は全5問。全問正解目指してぜひチャレンジしてみてください!スクロールのし過ぎにはご注意です。

 

 

 

第1問 水族館のパフォーマー、イルカ

 

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 第一問、まずは初級編です。

 水族館の人気イベント、イルカショー。しかし、よく見てみるとショーを行うイルカは何種類かいますよね。

 では、ここで問題です。

 

 カマイルカはどちらでしょう!

 

 A.左

 B.右

 

 どちらも水族館でよく見るメジャーなイルカですが、並べてみると結構違いますよね。みなさんはわかりましたでしょうか?

 

 正解は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Aです!

 

 

 左側がカマイルカ、右側がバンドウイルカです。当たっていましたでしょうか?

 

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 カマイルカの特徴は小柄、白と黒、そして鎌のような背びれ。ショーでは小柄な体型を活かしたスピーディーで小回りの利くパフォーマンスが得意です。

 バンドウイルカは日本で最もよく見られるイルカで、グレーの体に尖った嘴が特徴です。ショーでは大きな体を活かしたダイナミックなパフォーマンスで魅了してくれますね。

 

 こちらの写真はどちらも鴨川シーワールドで撮りました。

 

 

第2問 ゴイサギの大人と子ども

 

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 続いて第二問。

 写真はどちらもゴイサギというサギの仲間の鳥です。このように成鳥(大人)か幼鳥(子ども)かで姿が丸っきり変わるのですが、ここで問題です。

 

 成鳥はどちらでしょうか!

 

 A.左

 B.右

 

 見慣れない鳥かもしれませんがどちらの方がより大人っぽく見えるか、が注目ポイントですね。

 

 正解は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Aです!

 

 

 左が成鳥、右は幼鳥になります。

 成鳥はくすんだ青色の羽毛と赤い虹彩ですが、幼鳥は褐色の羽毛とオレンジの虹彩が特徴です。また、幼鳥には羽毛に白い斑点があることからホシゴイとも呼ばれます。

 身体の大きさはどちらも立派ですが、幼鳥の方が幼く見えるかも……?

 

 こちらの写真はどちらも大阪市天王寺動物園で撮影しました。

 

 

第3問 アシカとオットセイ

 

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 折り返しの第三問。ここからさらに難易度が上がりますよ。

 イルカ以外のパフォーマーと言えば、アシカ、オットセイも挙げられますね。

 しかし、アシカとオットセイ、皆さんきちんと区別がついていますでしょうか?では、ここで問題!

 

 オットセイはどちらでしょう!

 

 A.左

 B.右

 

 近くで見れば何となく……でも遠目から見れば本当に見分けを付けるのが難しいそっくりさん。みなさんはわかりますか?

 

 正解は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Bです!

 

 

 左側がカリフォルニアアシカ、右側がミナミアフリカオットセイになります。

 2種を見分ける一番のポイントは体毛。アシカは毛が短くツルツルしてますが、オットセイは長くてふさふさなのが特徴です。

 

 こちらの写真、アシカは鴨川シーワールドで撮影し、オットセイは那須どうぶつ王国で撮影しました。アシカのショーはメジャーですが、オットセイのショーは実は珍しいのです。

 私は那須どうぶつ王国のほか東武動物公園でも見たことがありますが、北海道の登別マリンパークニクスでは何とアシカとオットセイが一緒にショーをするみたいです。これは観察眼が問われそうですね……!

 

 

第4問 シカのそっくりさん?

 

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 続いて第四問、今度は日本人になじみ深いシカ……。と見せかけて、実はどちらかはシカではありません!では、問題です。

 

 シカじゃないのはどちらでしょうか!

 

 A.左

 B.右

 

 どちらも顔つきも似ているし、角だって生えている。いったい何が違うというのでしょうか……。

 

 正解は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Bです!

 

 

 左側がアクシスジカ、右側はシタツンガになります。

 アクシスジカはシカと付いているのでわかりやすいですが、シタツンガは想像がつきにくいですよね。

 ではシタツンガは何の仲間かというと、実はウシの仲間なんです。シカは年に一度角が生え変わりますが、シタツンガを含めたウシ科の角は一生モノで一度折れたら二度と生え変わりません。また、シカの角は年齢と関係していると言われ、生え変わると枝分かれするのも大きな特徴ですね。

 

 こちらの写真、アクシスジカは東武動物公園、シタツンガは千葉市動物公園で撮影しました。東武動物公園はアクシスジカとシタツンガの両方が見られるのでオススメです。

 

 

第5問 このペンギン、いったいどこが違うの?

 

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 いよいよラスト、第五問。最後はみなさんもよく知るペンギンです。

 水族館のみならず動物園でもよく見られるペンギンですが、色々な種類がいることにお気づきでしょうか?

 今回はその中でも特に私がそっくりさんと感じている2種を比べてみました。では、問題です!

 

 正しい組み合わせはどちらでしょうか!

 

 A.左:フンボルトペンギン 右:ケープペンギン

 B.左:ケープペンギン 右:フンボルトペンギン

 C.左:フンボルトペンギン 右:マゼランペンギン

 D.左:マゼランペンギン 右:フンボルトペンギン

 

 ラストに相応しい4択です!

 まずこの3種を見たことありますでしょうか?特にフンボルトペンギンは日本で最もポピュラーなペンギンですが、それぞれの違いを見分けるのは至難の業……。みなさんはわかりましたでしょうか?

 正解は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Aです!

 

 

 左がフンボルトペンギン、右はケープペンギンになります。

 比較的見分けのつきやすい2枚を用意してみましたが、写真だけ出されると今でも迷ってしまいます……。

 見分け方としては、私は顔の赤い面積が広いのがフンボルトペンギン、全体的に白い面積が多いのがケープペンギンと区別しています。

 ちなみにC,Dに出てきたマゼランペンギンはこちら。

 

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 個体差による模様の違いや見る角度によっては「どこが違うの……」となってしまうのがペンギンの恐ろしいところ……。

 

 こちらのフンボルトペンギンの写真は井の頭自然文化園、ケープペンギンの写真は千葉市動物公園、マゼランペンギンの写真はしながわ水族館で撮影しました。

 

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左:フンボルトペンギン 右:ケープペンギン

 

 フンボルトペンギンとケープペンギンについておまけ。

 遠目から見たらわかりづらいかもしれませんが、目をアップした写真を見比べてみると、フンボルトペンギンは野性味あふれる茶色い目をしていますが、ケープペンギンは黒々とした目をしています。

 動物園、水族館に遊びに行った際はぜひ目にも注目してみてください!

 

 こちらのフンボルトペンギンの写真は葛西臨海水族園で、ケープペンギンはアクアパーク品川で撮影しました。

 

 

まとめ

 

 生き物クイズ、どうでしたか?人気者からあまり注目されない生き物まで取り上げてみましたが、じっくり観察してみないとなかなか見分けるのは難しいかもしれません。

 動物園や水族館は生き物を見るだけでも楽しいですが、誤解したまま帰ってしまうのはちょっぴりもったいないですよね。

 今後も定期的にクイズを出しますので、みなさんにより生き物の魅力を知っていただき、動物園、水族館に興味を持っていただけたら幸いです。

 

 では、最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

 

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